科: アオイ科属: Pachira
栽培カレンダー
関東地方の目安です。地域と品種で前後します。実際の日付は記録に残しましょう。
9月のパキラは「生育期」の時期です。 9月の畑仕事を見る
パキラを詳しく知る
項目ごとに 1 ページで掘り下げています。いま知りたいところから読んでください。
記録しておきたいタイミング
迎えた日と置き場所
明るい日陰が適所です。置いた場所と、そこでの育ち方を残します。
植え替えた日
1〜2 年に 1 度、一回り大きな鉢へ。植え替えた日を残すと次の時期が読めます。
剪定した日
伸びすぎたら切り戻せます。切った位置から新芽が出るまでの日数を残すと、次回の判断が早くなります。
冬の水やりを減らした日
気温が下がると水を吸わなくなります。切り替えた日を残すと、翌冬の目安になります。
上手に育てるコツ
パキラを育てるうえで、うまくいくかどうかを分ける勘所です。暦や病害虫の前に、ここだけ押さえておくと結果が変わります。
幹の膨らみを見て水を決める
パキラは幹の付け根に水を蓄えます。膨らみが張っていれば水は要らず、少ししぼんでから与えると根を傷めずに済みます。
夏は外の明るい日陰に出す
直射日光では葉が焼けますが、5月から9月に軒下の明るい日陰へ置くと葉が厚く締まり、幹も太くなっていきます。
鉢は一回り大きいだけに留める
パキラは根が回るくらいで落ち着きます。大きすぎる鉢は土がいつまでも乾かず、幹の貯水と相まって根が傷みます。
冬は最低10度を保って越す
熱帯原産で5度を下回ると幹が傷みます。窓辺は夜間に冷え込むため、夜だけ部屋の中央へ移すと安全に冬を越せます。
1〜2か月に一度、鉢を回す
パキラは光の方向へ幹が傾きます。1〜2か月に一度、鉢を90度ずつ回すと葉が四方に付き、樹形の偏りを防げます。
パキラの栽培をはじめるのに用意するもの
これから育てるなら、まず次の 4 つがあれば始められます。作業ごとに要るものは、各解説のページにまとめています。
- 培養土(観葉植物用・多肉用)探す言葉「観葉植物 培養土 水はけ」
- 規格の目安
- 水はけ重視の配合。多肉・サボテンならさらに粒の粗い専用土。
- 数量の目安
- 8 号鉢 1 個で約 8L、6 号鉢で約 3L。
室内は土が乾きにくく、水もちのよい土だと根が傷みます。用途の書かれた土を選ぶだけで失敗が減ります。
- 鉢(スリット鉢・素焼き鉢)探す言葉「植木鉢 スリット 8号」
- 規格の目安
- 今の鉢よりひと回り(直径 3cm)大きいもの。スリット鉢は根が鉢底で回りません。
大きすぎる鉢は、根の届かない土が湿ったまま残ります。1 号ずつ大きくするのが原則です。
- 土壌水分計探す言葉「土壌水分計 観葉植物」
- 規格の目安
- 土に挿して読む針式。
鉢ものを枯らす原因の筆頭は水のやりすぎです。挿して確かめる習慣が付くと、それがなくなります。
- 緩効性肥料(置き肥)探す言葉「緩効性肥料 観葉植物 置き肥」
- 規格の目安
- 2〜3 か月効く粒状。
- 数量の目安
- 8 号鉢に 10〜15g を、春から秋に 2〜3 か月ごと。
置いておくだけで効きます。冬は生育が止まるので与えません。
- 道具のセット買いは要りません。使う場面が来てから足すほうが無駄になりません。
- 受け皿に水を溜めたままにしないでください。根腐れの典型です。
パキラの病害虫(4)
症状・予防・対処が分かっているものを、重要度の高い順に並べています。「一般的な内容」と付いているものは、この作物にかぎった記述がまだ無く、病害虫そのものの説明を出しています。
過湿による根腐れ
主要生理障害
時期 冬(11〜3月)出る場所 根・幹の根元出やすい条件 冬の水やりが多いとき。受け皿に水をためたとき
症状 葉が黄色くなって落ち、幹の根元が黒く軟らかくなります。押すとぶよぶよします。
予防 冬は生育が止まります。土が完全に乾いてから数日おいて水をやるくらいで十分です。受け皿の水は必ず捨てます。
対処 水やりを止めて乾かします。幹が硬い部分まで切り戻せば、そこから芽が出ることがあります。
パキラを枯らす原因の第 1 位が冬の水のやりすぎです。
徒長
主要生理障害
時期 生育期(5〜9月)出る場所 茎・節間出やすい条件 日照不足
症状 茎が細く伸びて葉と葉の間が空き、姿が乱れます。葉の色も薄くなります。
予防 明るい場所に置きます。暗い部屋では必ず徒長します。
対処 生育期に思い切って切り戻すと、切り口の下から新しい芽が出て整います。
ハダニ類
主要害虫
時期 冬〜春(12〜5月)出る場所 葉裏出やすい条件 暖房で乾燥した室内
症状 葉裏に細かい虫がつき、葉が白くかすれて艶を失います。
予防 暖房期の葉水を習慣にします。
対処 葉水とシャワーで洗い流します。
病原・原因(この病名で報告のあるもの): ハダニ科
カイガラムシ類
よくある害虫
時期 通年出る場所 葉裏・茎出やすい条件 風通しの悪い室内
症状 葉裏や茎に白や褐色の殻がつき、べたつきます。
予防 風を通し、葉裏を定期的に確認します。
対処 歯ブラシや布でこすり落とします。
病原・原因(この病名で報告のあるもの): カイガラムシ上科
よくあるトラブル
葉が黄色くなって落ちる
水のやりすぎが最も多い原因です。土の表面が乾いてから 2〜3 日おいて与えます。
葉が徒長してひょろ長い
光不足です。明るい窓際に移し、切り戻して仕立て直します。
葉に白い綿状のもの
コナカイガラムシです。歯ブラシなどでこすり落とし、風通しを良くします。
品種一覧(6)
Gadenin の作物マスタに登録されているパキラの品種です。アプリで Plant を登録するときに候補として出てきます。
あ1
は1
その他4
パキラの動画ランキング
パキラを扱う園芸 YouTube を、再生数の伸びで毎日集計しています。育て方を動画で確かめたいときに。
この作物でよく出る用語
本文に出てくる言葉の意味は、園芸用語集で短く説明しています。
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