基本情報
- 系統・区分
- ラン類・鉢花/着生ラン
- 熟期
- 春〜初夏
- 育てやすさ
- ★☆☆☆☆(5 段階で 1)
洋ラン・和蘭。明るい日陰、通気性、水苔/バーク管理、冬温度が栽培ポイント。
概要説明
ランの王と呼ばれ、パフィオペディラムの原種の中で最も格の高い種とされるのがロスチャイルディアナムです。ボルネオ島キナバル山の限られた場所にだけ自生し、幅 25〜30 センチにも広がる横に長い花弁と、縦縞の入る大きな背萼片が特徴で、花径は横幅で 30 センチ近くに達します。1 茎に 2〜4 輪、開花は春から初夏で、実生苗は花が咲くまで 8〜10 年かかることも珍しくなく、開花株は高価です。葉は光沢のある緑一色で幅広く、株は大型で 6〜7 号鉢が必要です。低地から中高地に自生するため、冬は最低 12〜15 度を保ち、夏は 30 度を超えない風通しのよい環境が望ましく、日本の平地では夏の管理が難しい種です。根が太く乾燥に弱いので、バークで植えて乾ききらせず、明るい日陰で管理します。花を咲かせるにはある程度の光量が必要で、暗すぎると株は育っても花が付きません。上級者向けですが、一度咲けば 2 か月近く楽しめます。
ロスチャイルディアナムの特徴
- ランの王と呼ばれる最高級の原種
- 横に長い花弁で花径が横幅 30 センチ近い
- 1 茎に 2〜4 輪、春〜初夏に開花
- 実生から開花まで 8〜10 年かかる
- 夏は 30 度を超えない環境が望ましい
向いている使い方
- 上級者の鉢植えで楽しむ
- ラン展への出品
- コレクション向き
パフィオペディラムの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはパフィオペディラムの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- パフィオペディラムの置き場所と光 — パフィオペディラムは洋ランの中で最も弱い光で育ちます。葉の色と厚さで光の強さを判断し、季節ごとの置き場を整理します。
- パフィオペディラムの水やり — パフィオペディラムは水を蓄えるバルブを持たないため、他の洋ランより乾かしすぎに弱い花です。季節と植え込み材で回数を決めます。
- パフィオペディラムの肥料と日々の管理 — パフィオペディラムは肥料に敏感で、濃いと根が傷みます。薄い液体肥料の与え方と、葉と株元の手入れを整理します。
- パフィオペディラムの花を咲かせる — パフィオペディラムが咲かない原因は、株の充実不足と秋の温度差不足がほとんどです。花芽ができる条件と、つぼみからの管理をまとめます。
- パフィオペディラムの植え替え — パフィオペディラムは植え込み材が古くなると根が傷みます。植え替えの時期の見分け方と、水苔での植え方、株分けをまとめます。
- パフィオペディラムの月別の作業 — パフィオペディラムの一年は、花後の植え替え、屋外での生育、秋の温度差、冬の開花という流れです。月ごとの作業と目安をまとめます。
- パフィオペディラムの病害虫と障害 — パフィオペディラムで最も怖いのは葉の付け根から入る軟腐病です。症状の見分け方と、根腐れ・カイガラムシ・ハダニの対処をまとめます。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「パフィオペディラム」、品種に「ロスチャイルディアナム」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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