基本情報
- 系統・区分
- ラン類・鉢花/着生ラン
- 熟期
- 春
- 育てやすさ
- ★★☆☆☆(5 段階で 2)
洋ラン・和蘭。明るい日陰、通気性、水苔/バーク管理、冬温度が栽培ポイント。
概要説明
風船のように膨らんだ大きな桃色の袋をもつ、ひときわ愛らしい原種がミクランサムです。中国南部からベトナム北部の石灰岩地帯に自生し、花径 8〜10 センチの花の大半を占める淡桃色の丸いリップが特徴で、花弁は黄色に赤褐色の筋が入ります。1 茎に 1 輪、開花は春で、香りはありません。名前は「小さな花」という意味ですが、最初に発見された個体が小さかっただけで、実際は大きな花を咲かせます。葉は暗緑色に網目模様が入り、裏面に紫色の斑点があり、小型の株で 3〜4 号鉢に収まります。自生地は冬に冷え込むため、冬に 5〜10 度の低温に当てないと花芽が付きにくく、暖かい室内に置きっぱなしでは咲かない場合があります。夏は涼しく風通しのよい場所を好み、30 度を超える環境が続くと弱ります。根が太く乾燥に弱いので、バークや水ゴケに少量の石灰質を混ぜて植え、乾ききらせず明るい日陰で管理します。開花まで年数がかかるので、開花サイズの株を選ぶのが確実です。
ミクランサムの特徴
- 風船状に膨らんだ淡桃色の大きなリップ
- 花径 8〜10 センチで春に 1 輪
- 葉に網目模様、裏面に紫の斑点
- 冬に 5〜10 度の低温に当てると花芽が付く
- 夏の高温に弱く涼しい場所が必要
向いている使い方
- 室内の涼しい明るい日陰で楽しむ
- 小鉢で楽しむ
- コレクション向き
パフィオペディラムの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはパフィオペディラムの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- パフィオペディラムの置き場所と光 — パフィオペディラムは洋ランの中で最も弱い光で育ちます。葉の色と厚さで光の強さを判断し、季節ごとの置き場を整理します。
- パフィオペディラムの水やり — パフィオペディラムは水を蓄えるバルブを持たないため、他の洋ランより乾かしすぎに弱い花です。季節と植え込み材で回数を決めます。
- パフィオペディラムの肥料と日々の管理 — パフィオペディラムは肥料に敏感で、濃いと根が傷みます。薄い液体肥料の与え方と、葉と株元の手入れを整理します。
- パフィオペディラムの花を咲かせる — パフィオペディラムが咲かない原因は、株の充実不足と秋の温度差不足がほとんどです。花芽ができる条件と、つぼみからの管理をまとめます。
- パフィオペディラムの植え替え — パフィオペディラムは植え込み材が古くなると根が傷みます。植え替えの時期の見分け方と、水苔での植え方、株分けをまとめます。
- パフィオペディラムの月別の作業 — パフィオペディラムの一年は、花後の植え替え、屋外での生育、秋の温度差、冬の開花という流れです。月ごとの作業と目安をまとめます。
- パフィオペディラムの病害虫と障害 — パフィオペディラムで最も怖いのは葉の付け根から入る軟腐病です。症状の見分け方と、根腐れ・カイガラムシ・ハダニの対処をまとめます。
「ミクランサム」の種を買う
3 つのお店で探す「パフィオペディラム ミクランサム 種」
この品種を記録すると
アプリで作物に「パフィオペディラム」、品種に「ミクランサム」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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