基本情報
- 系統・区分
- ラン類・鉢花/着生ラン/桃色系
- 熟期
- 冬〜春
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
洋ラン・和蘭。明るい日陰、通気性、水苔/バーク管理、冬温度が栽培ポイント。
概要説明
淡い桃色から濃い紅桃色まで、桃系の花色をまとめて呼ぶ名がピンク胡蝶蘭です。品種名ではなく花色による分類で、フィリピン原産の桃花原種シレリアナなどを元にした交配種が中心です。大輪系では花径 10〜12 センチの濃桃色の花を 1 茎に 10 輪前後並べ、白花と並ぶ贈答用の定番です。ミディやミニのサイズにも桃系は多く、淡桃色に濃い桃色の筋が入るもの、リップだけが濃いものなど幅があります。開花は主に冬から春で、花持ちは 1〜3 か月です。桃系は白花より花色が温度と光に影響されやすく、低温期にゆっくり咲かせるほど色が濃く、暖かい室内では淡くなる傾向があります。栽培は一般の胡蝶蘭と同じで、冬は最低 15 度を保ち、レースのカーテン越しの明るい窓辺に置きます。水ゴケかバークで植え、乾いてから 2〜3 日待って水を与え、冬は控えめにします。花後は花茎を根元から切って株を休ませます。白花の贈答鉢に桃花を 1 本混ぜて仕立てた鉢も流通しており、華やかさを出したいときに選ばれます。
ピンク胡蝶蘭の特徴
- 淡桃〜濃紅桃色の桃系胡蝶蘭のグループ
- 大輪系は花径 10〜12 センチ、1 茎に 10 輪前後
- 低温期に咲かせるほど花色が濃い
- 冬〜春に開花し花持ち 1〜3 か月
- 冬は最低 15 度を保つ
向いている使い方
- 贈答用の鉢植え
- 室内の明るい窓辺で楽しむ
- 白花との混合仕立て
胡蝶蘭の育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめは胡蝶蘭の育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- 胡蝶蘭の置き場所 — 胡蝶蘭は直射日光と寒さが苦手な着生ランです。季節ごとの置き場所と、日本の住宅で失敗しない光と温度の目安をまとめます。
- 胡蝶蘭の水やり — 胡蝶蘭が枯れる原因の一番は水のやりすぎです。水苔の乾き方と根の色で判断する方法、季節ごとの回数をまとめます。
- 胡蝶蘭の花後の管理 — 花が終わった胡蝶蘭は、花茎の切り方と秋の低温で翌年また咲きます。二番花を狙う切り方と、株を休ませる切り方を分けて説明します。
- 胡蝶蘭の植え替え — 胡蝶蘭は二年に一度、花後の四月から六月に水苔を新しくします。寄せ植えの株分けと、根の整理の仕方をまとめます。
- 胡蝶蘭の月別の作業 — 胡蝶蘭は冬から春に咲き、夏に葉と根を育て、秋の低温で花芽を作ります。月ごとの作業を日本の住宅の基準で並べます。
- 胡蝶蘭の病害虫と障害 — 胡蝶蘭で多いのは水のやりすぎによる根腐れ、株元が溶ける軟腐病、葉裏のカイガラムシです。症状の見分け方と手当てをまとめます。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「胡蝶蘭」、品種に「ピンク胡蝶蘭」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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