基本情報
- 系統・区分
- 柑橘・ポンカン/高糖度
- 熟期
- 11〜12 月
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
常緑果樹。甘みと香りが強いポンカン系。暖地向きで寒さに弱め。
概要説明
太田ポンカンは静岡県で選抜されたポンカンで、樹が高くならない低しょう系の代表品種として全国に広まりました。ポンカンにはもともと樹が高く伸びる高しょう系と、低くまとまる低しょう系があり、太田ポンカンは後者の中でも早生で豊産、果実が大きい優良系統として 1970 年代から普及しています。果実は 120〜150 グラムで扁平な形をしており、皮は厚めですが手でむきやすく、果肉は濃い橙色で香りが強く、糖度は 12〜13 度、酸味は穏やかです。種は数粒入ります。熟期は 11 月下旬から 12 月で、収穫後 2〜3 週間貯蔵すると酸が抜けて食べ頃になります。冬に樹上で実を持つ期間が短いため、関東南部以西の暖地なら露地で育てやすく、樹が低くまとまるので家庭の庭や鉢植えにも向きます。自家結実性があり 1 本で実がつきます。隔年結果しやすいので、7 月に摘果します。
太田ポンカンの特徴
- 静岡県選抜の低しょう系ポンカンの代表品種
- 果重 120〜150 グラムで扁平
- 糖度 12〜13 度で香りが強く酸味が穏やか
- 皮が手でむきやすい
- 熟期 11 月下旬〜12 月で 2〜3 週間貯蔵して食べる
- 樹が低くまとまり鉢植えにも向く
向いている使い方
- 皮をむいて生食
- 鉢植え・庭植え両方に向く
- ジュース
ポンカンの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはポンカンの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- ポンカンの植え付け — 温州ミカンより寒さに弱い柑橘です。地域と置き場所を決め、春に接ぎ木苗を植える手順をまとめます。
- ポンカンの剪定と仕立て — 実がつくのは春に伸びた枝です。三月に混んだ枝を抜くだけの剪定で、毎年安定して実らせます。
- ポンカンの水やりと追肥 — 柑橘は肥料を好み、夏の水切れで実が落ちます。年三回の肥料と季節ごとの水やりの目安をまとめます。
- ポンカンの月別の作業 — 五月の開花と十二月の収穫を軸に、月ごとの作業を一覧にします。夏の摘果と冬の寒さ対策が要です。
- ポンカンの病害虫と障害 — 柑橘に共通する虫と病気に加え、寒さの傷みが出ます。症状から原因を切り分けて手当てします。
- ポンカンの収穫と貯蔵 — 採りたては酸っぱい柑橘です。皮の色で収穫を判断し、二〜四週間の追熟で甘くする手順をまとめます。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「ポンカン」、品種に「太田ポンカン」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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