基本情報
- 系統・区分
- 柑橘・甘夏/減酸系
- 熟期
- 3〜4 月
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
常緑果樹。甘夏より食べやすい系統として流通。品種名/商品名の確認が必要。
概要説明
新甘夏は甘夏の枝変わりとして愛媛県で見つかった品種で、サンフルーツや田の浦オレンジの名でも流通しています。甘夏より酸の抜けが早く、糖度もやや高いため、甘夏より食べやすい改良型として 1970 年代から普及しました。果実は 300〜400 グラムで皮は甘夏より滑らかで色が濃く、果肉は淡黄色で果汁が多く、甘みと酸味のバランスが良く苦みは少なめです。熟期は 3〜4 月で甘夏より少し早く、樹上で越冬させてから収穫します。冬に樹上で実を持つため露地栽培は関東南部以西の暖地向きで、寒冷地では鉢植えで冬に室内へ取り込みます。自家結実性があり 1 本で実がつき、実つきが良いので隔年結果を防ぐ摘果を 7 月に行います。樹勢は強く、庭植えでは 3 メートルを超えるので、家庭では主枝を整理して低く仕立てます。甘夏と同じように皮を砂糖漬けやマーマレードにできます。
新甘夏の特徴
- 愛媛県で見つかった甘夏の枝変わり
- 甘夏より酸の抜けが早く糖度がやや高い
- 果重 300〜400 グラムで皮が滑らか
- 熟期 3〜4 月で甘夏より少し早い
- 自家結実性があり実つきが良く摘果が必要
- サンフルーツ・田の浦オレンジの名でも流通
向いている使い方
- 皮をむいて生食
- マーマレード
- ジュース
甘夏の育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめは甘夏の育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- 甘夏の植え付け — 甘夏は夏みかんより甘い系統で、寒さにはやや弱い果樹です。植える場所と苗を先に決めます。
- 甘夏の剪定と摘果 — 甘夏は実が大きいぶん摘果が収穫の質を決めます。剪定は春の1回で、切りすぎないのが基本です。
- 甘夏の水やりと肥料 — 甘夏は肥料を好む果樹です。3月・6月・10月の3回に分けて与え、夏の水切れを防ぎます。
- 甘夏の月別の作業 — 甘夏は実を付けたまま冬を越し、翌春に収穫します。1年半をまたぐ流れを月ごとに並べます。
- 甘夏の病害虫と障害 — 甘夏で多いのはアゲハの幼虫、カイガラムシ、かいよう病、そうか病の4つです。見つけ方と対処を並べます。
- 甘夏の収穫と貯蔵 — 甘夏は色づいてもすぐには食べられません。冬に採って1〜2か月貯蔵し、酸を抜いてから食べます。
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