基本情報
- 系統・区分
- 柑橘・ナツダイダイ/酸味強
- 熟期
- 4〜6 月
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
常緑果樹。酸味が強く、マーマレードや加工にも向く。暖地向き。
概要説明
夏みかんは江戸時代に山口県長門市の青海島に漂着した種から生まれた柑橘で、明治時代に萩の士族が栽培を始めて全国に広まりました。正式には夏橙といい、甘夏の親にあたります。果実は 300〜400 グラムで皮が厚く粗く、果肉は淡黄色で果汁が多いのですが、酸味が非常に強く、甘夏に比べると酸っぱさがはっきりしています。11〜12 月に色づいても酸が強く、樹上で越冬させて翌年 4〜6 月まで置くか、収穫後に長く貯蔵して酸を抜いてから食べます。この酸味と苦みを生かしたマーマレードや砂糖漬けが伝統的な使い方です。冬に樹上で実を持つため露地栽培は関東南部以西の暖地向きで、寒冷地では鉢植えで冬に室内へ取り込みます。自家結実性があり 1 本で実がつき、樹勢は強く、庭植えでは 3〜4 メートルになるので、家庭では低く仕立てます。萩では今も庭木として残る歴史ある柑橘です。
夏みかんの特徴
- 江戸時代に山口県青海島で生まれ萩で広まった柑橘
- 甘夏の親で正式名は夏橙
- 果重 300〜400 グラムで酸味が非常に強い
- 樹上で越冬させ 4〜6 月に収穫
- 自家結実性があり 1 本で実がつく
- 樹勢が強く庭植えでは 3〜4 メートルになる
向いている使い方
- マーマレード
- 皮を砂糖漬けに
- 酸を抜いてから生食
- 歴史ある庭木として
甘夏の育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめは甘夏の育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- 甘夏の植え付け — 甘夏は夏みかんより甘い系統で、寒さにはやや弱い果樹です。植える場所と苗を先に決めます。
- 甘夏の剪定と摘果 — 甘夏は実が大きいぶん摘果が収穫の質を決めます。剪定は春の1回で、切りすぎないのが基本です。
- 甘夏の水やりと肥料 — 甘夏は肥料を好む果樹です。3月・6月・10月の3回に分けて与え、夏の水切れを防ぎます。
- 甘夏の月別の作業 — 甘夏は実を付けたまま冬を越し、翌春に収穫します。1年半をまたぐ流れを月ごとに並べます。
- 甘夏の病害虫と障害 — 甘夏で多いのはアゲハの幼虫、カイガラムシ、かいよう病、そうか病の4つです。見つけ方と対処を並べます。
- 甘夏の収穫と貯蔵 — 甘夏は色づいてもすぐには食べられません。冬に採って1〜2か月貯蔵し、酸を抜いてから食べます。
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この品種を記録すると
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