基本情報
- 系統・区分
- スパイスハーブ・一年草/種子利用
- 熟期
- 夏〜初秋に採種
- 種類
- 固定種
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
種子繁殖。甘い香りの種子を利用。セリ科で直根性、移植を嫌う。
概要説明
アニスは地中海東部原産のセリ科一年草で、甘い香りの種子 (アニスシード) を菓子やリキュール、パンの香りづけに使う古くからのスパイスハーブです。品種名ではなく種名で、日本では「アニス」の名でそのまま種が流通します。草丈は 40〜60 センチ、下葉は丸みのある切れ込み葉、上部は細かく裂けた葉になり、初夏から夏に白い小花を傘状にまとめて咲かせます。直根性で移植を嫌うため、4〜5 月に日当たりと水はけのよい場所へ直まきし、株間 20〜30 センチに間引きます。生育期間が長く、種子が実るまで播種から 4 か月ほどかかるので、暖地・中間地で育てやすいハーブです。若葉は甘い香りがありサラダの飾りに使えます。種子は花後にさやが茶色く色づいたら花房ごと刈り取り、風通しのよい場所で追熟・乾燥させてから振り落とします。梅雨の長雨で蒸れやすく、過湿の土では根腐れしやすいので、高畝やプランターの水はけ確保が作りやすさの鍵です。
アニスの特徴
- セリ科の一年草で甘い香りの種子を利用する種名
- 草丈 40〜60 センチ、初夏から夏に白い小花を傘状に咲かせる
- 直根性で移植を嫌い、日なたへの直まきが基本
- 播種から採種まで 4 か月ほどの長期栽培
- 梅雨の過湿で根腐れしやすく水はけ重視
向いている使い方
- 焼き菓子やパンの香りづけ
- リキュールや煮込みの香辛料
- 若葉をサラダの飾りに
- 花はミツバチなど益虫を呼ぶ
アニスの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはアニスの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- アニスの種まき — アニスはセリ科の一年草で、太い直根が一本伸びるため植え替えを嫌います。育てる場所へ直接まくのが基本です。
- アニスの水やりと追肥 — アニスは乾燥に強く過湿に弱いハーブです。水は控えめ、肥料も少なめにすると香りの強い葉と種になります。
- アニスの収穫と保存 — アニスは葉と種の両方を使うハーブです。葉は花が咲く前の柔らかいうち、種は穂が茶色く色づいたら株ごと刈って乾かします。
- アニスの月別の作業 — アニスは春にまいて夏に咲き、秋に種を採る一年草です。関東平野部の露地を基準に、月ごとの作業をまとめます。
- アニスの病害虫と障害 — アニスは香りで虫を遠ざける一方、セリ科を好むキアゲハとアブラムシが付きます。梅雨の蒸れと発芽直後の立枯れにも注意します。
- アニスの増やし方 — アニスは一年草なので、増やし方は種だけです。自分で採った種を翌年まき、こぼれ種で自然に生えた株も活用します。
この品種を記録すると
アプリで作物に「アニス」、品種に「アニス」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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