基本情報
- 系統・区分
- 香辛樹・常緑低木/葉利用
- 熟期
- 葉は周年収穫
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
常緑樹苗。葉を乾燥してローリエとして使う。剪定に強いが、大きくなりやすい。
概要説明
月桂樹は地中海沿岸原産のクスノキ科常緑樹で、葉を乾燥させたものが煮込み料理に欠かせないローリエです。品種名ではなく種名で、日本には明治期に渡来し、公園樹や庭木として広く植えられてきました。葉は長さ 8〜12 センチの革質で光沢があり、揉むと清涼感のある香りが立ちます。雌雄異株で、春に淡黄色の小さな花を葉腋に咲かせ、雌株には秋に黒紫色の実がつきます。放任すると樹高 10 メートルを超えますが、剪定に強く、萌芽力があるため 1.5〜2 メートルの生垣や鉢植えにも仕立てられます。耐寒性は比較的あり、関東以西なら露地で越冬しますが、寒風の強い場所では葉が傷みます。耐暑性は強く、日当たりと水はけのよい場所なら成長は速めです。カイガラムシがつきやすく、放置するとすす病で葉が黒くなるので、風通しよく剪定し、見つけ次第こすり落とします。葉は一年中収穫でき、1〜2 週間陰干しすると香りが落ち着きます。
月桂樹の特徴
- クスノキ科の常緑樹で葉を乾燥するとローリエになる種名
- 葉は長さ 8〜12 センチの革質で光沢がある
- 雌雄異株で春に淡黄色の小花、雌株は秋に黒紫の実
- 剪定に強く生垣や鉢植えに仕立てられる
- 関東以西なら露地で越冬できる
- カイガラムシとすす病がつきやすい
向いている使い方
- 葉を乾燥して煮込み料理の香りづけ
- 生垣やシンボルツリー
- 鉢植えでベランダ栽培
- 枝葉をリースやスワッグに
ローリエの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはローリエの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- ローリエの苗選びと植え付け — ローリエは種からは難しく、苗から始めるのが確実です。大きくなる木なので、鉢か地植えか、どこまで育てるかを先に決めます。
- ローリエの水やりと追肥 — 根付いたローリエは乾燥に強く、肥料も控えめで足ります。鉢植えの水切れと、肥料の与えすぎによる虫の発生に気をつけます。
- ローリエの剪定と整枝 — ローリエは放っておくと大木になります。年二回の剪定で高さを止め、枝を透かして風を通せば、病害虫も減り葉の収穫にもなります。
- ローリエの収穫と保存 — ローリエは一年中葉が採れますが、香りが乗るのは前年から付いている硬い葉です。乾燥させると青臭さが抜けて香りが良くなります。
- ローリエの月別の作業 — ローリエは常緑樹なので一年中葉があり、作業は春の剪定と秋の整枝が中心です。月ごとの目安と木の姿を表にまとめました。
- ローリエの病害虫と障害 — ローリエで一番多いのはカイガラムシと、その排せつ物に付くすす病です。混み合った枝を透かして風を通せば大半は防げます。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「ローリエ」、品種に「月桂樹」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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