基本情報
- 系統・区分
- 多肉植物・サボテン/接ぎ木/赤球
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
葉緑素が少ないため接ぎ木で流通するカラフルサボテン。強光と寒さに注意。
概要説明
緋牡丹は 1940 年代に日本で選抜された牡丹玉の赤い突然変異で、葉緑素をほとんど持たないため自分では光合成できず、緑色の台木に接ぎ木した状態で流通する園芸サボテンです。赤のほか黄色や橙、斑入りなど色幅があり、直径 3〜5 センチの小さな球体が台木の上に乗った姿は、世界で最も多く生産されたサボテンの一つと言われるほど広まりました。台木には三角柱が使われることが多く、この台木は寿命が数年と短いため、長く育てるには数年ごとに竜神木などの丈夫な台木へ接ぎ直す必要があります。葉緑素がないぶん強い直射日光に弱く、真夏は遮光した明るい場所に置きます。寒さにも弱く、冬は 5 度以上を保ちます。水は春から秋の生育期に土が乾いてから与え、冬は控えます。子株をよく出すので、それを別の台木に接いで増やせますが、緋牡丹自身を挿し木で根づかせることはできません。
緋牡丹の特徴
- 日本で選抜された牡丹玉の赤い変異で葉緑素をほぼ持たない
- 台木に接ぎ木した状態でのみ育つ園芸サボテン
- 三角柱の台木は寿命が短く数年で接ぎ直す
- 真夏の直射に弱く遮光した明るい場所に置く
- 冬は 5 度以上を保つ
向いている使い方
- カラフルな小鉢の観賞
- サボテンの寄せ植えの差し色
- 接ぎ木を学ぶ入門素材
サボテンの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはサボテンの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- サボテンの置き場所 — サボテンは日光と風を好みますが、種類と季節で適した場所が変わります。室内で細長く伸びる失敗を防ぐ置き方を説明します。
- サボテンの水やり — サボテンを枯らす原因の大半は水のやりすぎです。季節ごとの間隔と、鉢の乾きを確かめる方法、冬の断水の仕方を説明します。
- サボテンの植え替え — サボテンの植え替えは春の生育期に、根を乾かしてから行います。とげに触れずに作業する道具の使い方と、土の選び方を説明します。
- サボテンの月別の作業 — サボテンの一年は春の目覚めから始まり、梅雨と真夏を休み、秋に育って冬に断水します。月ごとの作業を表にまとめます。
- サボテンの病害虫と障害 — サボテンの不調は根腐れが最も多く、次いでカイガラムシと日焼けです。症状から原因を切り分け、株を救う手順を説明します。
- サボテンの増やし方 — サボテンは子株を外す、伸びた株を切って挿す、種をまくの三つの方法で増やせます。種類と目的に合った方法と手順を説明します。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「サボテン」、品種に「緋牡丹」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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