基本情報
- 系統・区分
- 常緑花木・ツバキ/小輪
- 熟期
- 11〜3 月開花
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
常緑高木〜低木。小輪で茶花向き。半日陰にも耐えるがチャドクガに注意。
概要説明
侘助は花が完全に開かず筒状〜猪口状に半開きのまま咲く小輪のツバキの品種群で、雄しべの葯が退化して花粉を出さないことが分類上の共通点です。特定の一品種ではなく、太郎冠者・白侘助・胡蝶侘助など複数の品種を含む総称で、茶の湯の花として桃山時代から珍重されてきました。花は直径 3〜5 センチと小さく、一重で控えめに咲き、花色は品種によって白・桃・紅・絞りがあります。開花期は 11〜3 月で冬の茶花に欠かせません。常緑の低木〜小高木で樹高は 2〜4 メートル、成長は比較的ゆっくりで、庭でも鉢でも扱いやすい大きさに収まります。半日陰でもよく育ち、耐寒性は関東以西なら戸外で問題ありません。花後の 4〜5 月に剪定し、夏以降は花芽を落とすので剪定を控えます。ツバキ類はチャドクガの幼虫が付きやすく、毒毛に触れるとかぶれるので、春と秋に葉裏を点検して早めに取り除きます。
侘助の特徴
- 半開きの筒状に咲く小輪品種群の総称
- 雄しべの葯が退化して花粉を出さない
- 直径 3〜5 センチの一重で白・桃・紅・絞り
- 11〜3 月開花で冬の茶花の定番
- 樹高 2〜4 メートルで成長はゆっくり
- チャドクガの幼虫に注意
向いている使い方
- 茶花として
- 和風の庭の庭木に
- 鉢植えで楽しむ
ツバキの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはツバキの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- ツバキの苗選びと植え付け — ツバキは強い日差しと乾燥を嫌い、根付くまでに時間がかかります。場所と深さを間違えなければ、その後は手のかからない花木です。
- ツバキの剪定の基本 — ツバキの花芽は初夏に枝先で作られます。花後から五月までに切れば形を整えつつ翌年も咲き、遅れると花を失います。
- ツバキの水やりと肥料 — ツバキは根が少なく乾燥に弱い一方、肥料は多く必要としません。夏の水と年二回の肥料で毎年安定して咲きます。
- ツバキの月別の作業 — 冬から春に咲き、花後一か月が剪定と肥料の勝負どころ。初夏はチャドクガ、夏は水、秋は肥料とつぼみの整理。一年の作業をまとめます。
- ツバキの病害虫と障害 — ツバキで最も注意すべきはチャドクガです。毒毛に触れないことを最優先に、カイガラムシと花腐れも早めに手当てします。
- ツバキの挿し木で増やす — ツバキは挿し木で同じ花を増やせます。六月から七月上旬の新枝を挿し、二か月から三か月で発根。花が咲くまで三年から四年です。
「侘助」の種を買う
¥1,760
他のお店でも探す「ツバキ 侘助 種」
この品種を記録すると
アプリで作物に「ツバキ」、品種に「侘助」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
iPhone 対応(Android 版は準備中)。無料で使えます。