基本情報
- 系統・区分
- 常緑花木・ツバキ/覆輪
- 熟期
- 2〜4 月開花
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
常緑低木。赤花に白覆輪が入る有名品種。庭植え・鉢植え向き。
概要説明
玉之浦は長崎県五島列島の玉之浦町の山中で 1947 年に発見されたヤブツバキの変異で、紅色の花弁に鮮やかな白い覆輪が入る、日本のツバキで最も有名な品種のひとつです。1973 年に発表されて世界的な評判を呼び、原木は採取が集中して枯れてしまい、現在の株はすべて挿し木や接ぎ木で増やされた子孫です。花は直径 6〜8 センチの一重の筒咲き〜ラッパ咲きで、濃紅と白の覆輪の対比が鮮明で、覆輪の幅は個体や年によって変わります。開花期は 2〜4 月です。常緑の小高木で樹高は 2〜4 メートル、性質はヤブツバキと同じく丈夫で、半日陰でもよく育ち、関東以西なら戸外で問題なく越冬します。剪定は花後の 4〜5 月に行い、夏以降は花芽を落とすので控えます。まれに覆輪のない紅一色の花が咲く枝が出るので、見つけたら切り取ります。チャドクガの幼虫に注意します。
玉之浦の特徴
- 1947 年に五島列島で発見されたヤブツバキの変異
- 紅色の花弁に鮮やかな白い覆輪が入る
- 直径 6〜8 センチの一重で 2〜4 月開花
- 原木は枯れ現在の株はすべて挿し木や接ぎ木の子孫
- 覆輪の幅は個体や年で変わる
- 性質はヤブツバキと同じく丈夫
向いている使い方
- 庭木として
- 鉢植えで楽しむ
- 茶花として
ツバキの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはツバキの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- ツバキの苗選びと植え付け — ツバキは強い日差しと乾燥を嫌い、根付くまでに時間がかかります。場所と深さを間違えなければ、その後は手のかからない花木です。
- ツバキの剪定の基本 — ツバキの花芽は初夏に枝先で作られます。花後から五月までに切れば形を整えつつ翌年も咲き、遅れると花を失います。
- ツバキの水やりと肥料 — ツバキは根が少なく乾燥に弱い一方、肥料は多く必要としません。夏の水と年二回の肥料で毎年安定して咲きます。
- ツバキの月別の作業 — 冬から春に咲き、花後一か月が剪定と肥料の勝負どころ。初夏はチャドクガ、夏は水、秋は肥料とつぼみの整理。一年の作業をまとめます。
- ツバキの病害虫と障害 — ツバキで最も注意すべきはチャドクガです。毒毛に触れないことを最優先に、カイガラムシと花腐れも早めに手当てします。
- ツバキの挿し木で増やす — ツバキは挿し木で同じ花を増やせます。六月から七月上旬の新枝を挿し、二か月から三か月で発根。花が咲くまで三年から四年です。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「ツバキ」、品種に「玉之浦」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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