基本情報
- 系統・区分
- 瓜類・つる性/定番
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
果実繁殖。1株で大きく広がる。雄花・雌花があり、秋に果実を収穫する。
概要説明
ハヤトウリは、中央アメリカ原産のつる性のウリで、大正時代に鹿児島に導入されて「薩摩隼人」にちなんだ名で広まった作物です。品種名ではなく作物名で、果実は長さ 10〜15 センチ、重さ 200〜500 グラムの洋ナシ形で、白緑色から緑色の果皮に浅い縦のしわがあり、中に大きな種が 1 個入っています。果肉は白く緻密で水分が多く、生では大根のようなシャキシャキ感、加熱すると冬瓜に似た柔らかさになり、クセがなく漬物、炒め物、煮物に幅広く使えます。栽培は 4〜5 月に果実を丸ごと種として植え、つるが 5〜10 メートルまで伸びて棚やフェンスを覆い、秋の短日で花が咲いて 10〜11 月に果実が大量につきます。1 株で 100 個以上穫れることも珍しくなく、「千成瓜」の別名の由来です。注意点は、非常に広い場所と頑丈な棚が必要なこと、霜に当たると枯れること、花が咲くのが秋のため寒冷地では収穫前に霜が来ることです。暖地なら根が残って翌年も芽を出します。
ハヤトウリの特徴
- 中央アメリカ原産で大正時代に鹿児島から広まった
- 洋ナシ形で 200〜500 グラムの果実に種が 1 個
- 生ではシャキシャキで加熱すると冬瓜に似た食感
- 果実を丸ごと種として植えつるが 5〜10 メートル伸びる
- 秋の短日で開花し 1 株で 100 個以上穫れる
- 霜に当たると枯れ寒冷地では収穫前に霜が来る
向いている使い方
- 浅漬けや粕漬け
- 炒め物やきんぴら
- 煮物や汁の実
- 棚やフェンスの緑のカーテン
ハヤトウリの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはハヤトウリの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- ハヤトウリの植え付け — ハヤトウリは種ではなく果実を丸ごと植えます。四月から五月に、割れ目を下にして斜めに半分埋めます。
- ハヤトウリの棚と誘引 — ハヤトウリのつるは十メートル近く伸び、実の重みも相当です。丈夫な棚を先に組むことが最大の準備です。
- ハヤトウリの水やりと追肥 — ハヤトウリは夏に体を作り、秋に実をつけます。夏の乾きを防ぎ、九月の追肥で実を太らせるのがこつです。
- ハヤトウリの月別の作業 — ハヤトウリは春に実を埋め、夏につるを伸ばし、秋に一気に穫ります。月ごとの作業を一覧で確かめられます。
- ハヤトウリの病害虫と障害 — ハヤトウリは病害虫に強い作物ですが、うどんこ病とウリハムシは出ます。葉の症状から切り分けます。
- ハヤトウリの収穫と保存 — ハヤトウリは長さ十センチほどの若い実を穫ります。翌年の種になる実だけは大きく完熟させて残します。
この品種を記録すると
アプリで作物に「ハヤトウリ」、品種に「ハヤトウリ」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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