基本情報
- 系統・区分
- 秋・切り花/枝咲き
- 熟期
- 10 月〜11 月
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
挿し芽苗。1茎に複数花をつける切り花系。品種数が非常に多い。
概要説明
スプレーマムは 1 本の茎が枝分かれして先端に複数の花をつける切り花用のキクで、スプレー菊とも呼ばれます。1 本で花束のように見えるため、仏花からアレンジメントまで最も広く使われる切り花のキクです。花径 3〜6 センチ、花形は一重のデージー咲き、八重のデコラ咲き、球状のポンポン咲き、糸状のスパイダー咲き、中心が盛り上がるアネモネ咲きなど、花色は白、黄色、ピンク、赤、紫、緑、複色と非常に多く、品種数は数百に及びます。生産は挿し芽苗を定植して摘芯し、電照で日長を調節して周年出荷されます。家庭では 5 月から 6 月に挿し芽苗を植え、7 月上旬までに 1〜2 回摘芯し、伸びた枝を支柱に誘引して秋に咲かせます。本来の開花期は 10 月から 11 月で、日当たりと水はけのよい場所を好みます。切り花にするときは、花が 7 分咲きのときに切り、茎の下葉を取って水に挿すと 2 週間以上持ちます。夜間に街灯が当たると蕾がつかないので、植える場所に注意します。
スプレーマムの特徴
- 1 本の茎が枝分かれして複数の花をつける切り花用
- 花径 3〜6 センチで花形と花色が数百品種
- デージー・デコラ・ポンポン・スパイダー咲きなど多彩
- 本来の開花期は 10 月から 11 月
- 切り花の花持ちが 2 週間以上
- 夜間の街灯で蕾がつかない
向いている使い方
- 切り花・アレンジメント
- 仏花・供花
- 花壇の後方
- 鉢植えの仕立て
キクの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはキクの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- キクの苗と植え付け — 秋に咲く短日植物です。五〜六月に若いさし芽苗を植えて夏に株を作ります。日当たりと夜の明かりの有無で置き場所を決めます。
- キクの水やりと追肥 — 肥料を好む花です。六月から九月は追肥を続け、つぼみが色づいたら止めます。水は表面が乾いてから朝にたっぷり与えます。
- キクの摘心と仕立て — 摘心の回数と時期で花数と草丈が決まります。五月と七月の二回を基本に、品種と仕立てで回数を変えます。
- キクの月別の作業 — 春のさし芽から秋の開花、花後の冬至芽の管理まで、月ごとの作業をまとめました。摘心の期限だけは月を守ります。
- キクの病害虫と障害 — 白さび病とうどんこ病、アブラムシとオオタバコガが主な相手です。葉裏の見回りと風通しで予防します。
- キクの増やし方 — 毎年春にさし芽で更新するのがキクの基本です。冬至芽を四月にさせば三〜四週間で根が出ます。株分けもできます。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「キク」、品種に「スプレーマム」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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