基本情報
- 系統・区分
- 秋・古典菊
- 熟期
- 10 月〜11 月
- 育てやすさ
- ★★☆☆☆(5 段階で 2)
挿し芽苗。細長い花弁の古典菊。観賞栽培向き。
概要説明
嵯峨菊は京都の嵯峨野、大覚寺周辺で江戸時代から受け継がれてきた古典菊で、糸のように細い花弁が真っすぐ上に伸びる独特の花形をしています。花径は 5〜10 センチ、花弁は長さ 5〜7 センチの筒状で、咲き始めは横に広がり、咲き進むと立ち上がって箒のような姿になります。花色は白、黄色、ピンク、赤紫など。大覚寺では「天・地・人」を表す仕立てとして、草丈 2 メートル近くまで伸ばした茎の先に 3 段に花をつける「七五三仕立て」で展示され、11 月に一般公開されます。開花期は 10 月下旬から 11 月。宿根性で、春に出た芽を挿し芽して更新し、6 月に定植、摘芯して枝数を整え、支柱で誘引しながら高く育てます。日当たりと水はけのよい場所を好み、白さび病やアブラムシに注意します。家庭では高く仕立てず、鉢植えで自然に咲かせても細い花弁の繊細な姿を楽しめます。苗は古典菊を扱う専門店や愛好会から入手します。
嵯峨菊の特徴
- 糸状の細い花弁が真っすぐ上に伸びる古典菊
- 花径 5〜10 センチ、花弁は 5〜7 センチの筒状
- 京都・大覚寺周辺で江戸時代から受け継がれる
- 七五三仕立てで草丈 2 メートル近くに仕立てる
- 開花期は 10 月下旬から 11 月
- 苗は専門店や愛好会から入手
向いている使い方
- 観賞栽培・古典菊の仕立て
- 鉢植え栽培
- 菊花展への出品
- 切り花用
キクの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはキクの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- キクの苗と植え付け — 秋に咲く短日植物です。五〜六月に若いさし芽苗を植えて夏に株を作ります。日当たりと夜の明かりの有無で置き場所を決めます。
- キクの水やりと追肥 — 肥料を好む花です。六月から九月は追肥を続け、つぼみが色づいたら止めます。水は表面が乾いてから朝にたっぷり与えます。
- キクの摘心と仕立て — 摘心の回数と時期で花数と草丈が決まります。五月と七月の二回を基本に、品種と仕立てで回数を変えます。
- キクの月別の作業 — 春のさし芽から秋の開花、花後の冬至芽の管理まで、月ごとの作業をまとめました。摘心の期限だけは月を守ります。
- キクの病害虫と障害 — 白さび病とうどんこ病、アブラムシとオオタバコガが主な相手です。葉裏の見回りと風通しで予防します。
- キクの増やし方 — 毎年春にさし芽で更新するのがキクの基本です。冬至芽を四月にさせば三〜四週間で根が出ます。株分けもできます。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「キク」、品種に「嵯峨菊」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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