基本情報
- 系統・区分
- 秋・観賞菊
- 熟期
- 10 月〜11 月
- 育てやすさ
- ★★☆☆☆(5 段階で 2)
挿し芽苗。三本仕立てなど観賞栽培向き。栽培技術が必要。
概要説明
大菊は花径 15 センチ以上の花を 1 輪ずつ大きく咲かせる観賞菊で、菊花展で競われる日本の伝統的な栽培菊です。花弁の形で厚物、厚走り、管物、広物に分けられ、厚物は花弁が幾重にも重なって球状に盛り上がり、管物は筒状の花弁が放射状に伸びます。花色は白、黄色、赤、ピンク、紫など。栽培は 1 株を 3 本の枝に仕立てて同じ高さで 3 輪咲かせる三本仕立てが基本で、5 月に挿し芽をして 6 月に定植、7 月に摘芯して 3 本を残し、8 月から 9 月に脇蕾を取って頂蕾だけにします。草丈は 80〜120 センチになるので支柱で誘引し、肥料を切らさず、開花直前に輪台をつけて花弁を支えます。開花期は 10 月下旬から 11 月で、菊花展に合わせて日長や温度を管理する栽培技術が求められます。家庭で楽しむなら三本仕立てにこだわらず 1 本立ちで大輪を 1 輪咲かせるだけでも見応えがあります。日当たりと水はけを好み、白さび病やアブラムシに注意し、夜間の明かりが当たらない場所で育てます。
大菊の特徴
- 花径 15 センチ以上の大輪を 1 輪ずつ咲かせる観賞菊
- 厚物・厚走り・管物・広物の花形がある
- 三本仕立てで同じ高さに 3 輪咲かせるのが基本
- 草丈 80〜120 センチで支柱と輪台が必要
- 開花期は 10 月下旬から 11 月
- 栽培技術と手間がかかる
向いている使い方
- 菊花展・観賞栽培
- 鉢植えの仕立て
- 切り花用
- 1 本立ちの家庭栽培
キクの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはキクの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- キクの苗と植え付け — 秋に咲く短日植物です。五〜六月に若いさし芽苗を植えて夏に株を作ります。日当たりと夜の明かりの有無で置き場所を決めます。
- キクの水やりと追肥 — 肥料を好む花です。六月から九月は追肥を続け、つぼみが色づいたら止めます。水は表面が乾いてから朝にたっぷり与えます。
- キクの摘心と仕立て — 摘心の回数と時期で花数と草丈が決まります。五月と七月の二回を基本に、品種と仕立てで回数を変えます。
- キクの月別の作業 — 春のさし芽から秋の開花、花後の冬至芽の管理まで、月ごとの作業をまとめました。摘心の期限だけは月を守ります。
- キクの病害虫と障害 — 白さび病とうどんこ病、アブラムシとオオタバコガが主な相手です。葉裏の見回りと風通しで予防します。
- キクの増やし方 — 毎年春にさし芽で更新するのがキクの基本です。冬至芽を四月にさせば三〜四週間で根が出ます。株分けもできます。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「キク」、品種に「大菊」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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