基本情報
- 系統・区分
- 雑穀・アワ・在来
- 収穫までの日数
- 約 115 日
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
種子繁殖。地域在来系の受け皿。食用・飼料・文化栽培向き。
概要説明
在来あわは特定の品種名ではなく、各地の農家で代々受け継がれてきたアワの在来種の総称で、岩手や長野、四国の山間部、沖縄など、雑穀文化が残る地域ごとに異なる系統が保存されています。地方品種にあたり、その土地の気候に合わせて選ばれてきたため、寒冷地の在来種は生育期間が短く、暖地の在来種は暑さに強いなど、地域ごとの性質があります。もち性が多く、炊くともっちりしてほのかな甘みがあり、粒の色は黄色が主で、白や赤褐色の系統もあります。粒は直径 1.5〜2 ミリと小さく、草丈は 1〜1.5 メートルで、長さ 15〜30 センチの円柱状の穂が垂れます。5 月から 6 月に種をまき、9 月から 10 月に穂が垂れて色づいたら刈り取ります。播種から収穫まで 100〜130 日で、系統により差があります。乾燥に強く、やせ地でも育ち、肥料は少なめで済みます。種子は在来種の保存団体や雑穀種苗の専門店から入手し、自家採種で継ぐことができます。鳥の食害が多いので、穂が出たら防鳥ネットをかけます。
在来あわの特徴
- 各地で受け継がれたアワの在来種の総称
- 地域の気候に合わせた性質が系統ごとに異なる
- もち性が多くほのかな甘みがある
- 草丈 1〜1.5 メートルで円柱状の穂が垂れる
- 播種から 100〜130 日で系統により差がある
- 自家採種で継ぐことができる
向いている使い方
- 白米に混ぜて炊く
- 粟餅や地域の伝統食に
- 在来種として種を継ぐ
- プランターで育てる雑穀
アワの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはアワの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- アワの種まきと間引き — アワの種は一ミリほどしかなく、深くまくと出ません。作型ごとのまき時と、細かい種を均一にまく工夫、間引きの進め方をまとめます。
- アワの水やりと追肥 — アワは乾燥に強く肥料も少なくてよい作物です。やりすぎによる倒伏を防ぎながら、穂を充実させる管理のコツをまとめます。
- アワの月別の作業 — アワは五月から十月までの短い期間で栽培が終わります。月ごとの作業と、生育の姿から判断するポイントをまとめます。
- アワの病害虫と鳥害 — アワの被害で最も多いのは鳥です。次いで茎に入る虫と穂の病気を、症状の見分け方と時期ごとの対策で整理します。
- アワの収穫と脱穀 — アワは刈り遅れると実がこぼれ、早すぎると乾きません。穂の見た目で刈り時を決め、干して脱穀し保存するまでをまとめます。
「在来あわ」の種を買う
3 つのお店で探す「アワ 在来あわ 種」
この品種を記録すると
アプリで作物に「アワ」、品種に「在来あわ」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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