基本情報
- 系統・区分
- 山菜・和ハーブ/多年草
- 育てやすさ
- ★★☆☆☆(5 段階で 2)
多年草・山菜系。収穫まで年数がかかるものがあり、半日陰・湿り気・増えすぎ管理が重要。
概要説明
行者にんにくは、北海道から近畿以北の深山に自生するネギ属の多年草で、品種名ではなく種名として流通し、修験道の行者が精をつけるために食べたという名の由来を持つ山菜です。葉は幅 3〜8 センチ、長さ 20〜30 センチの楕円形で、1 株に 2〜3 枚しか出ず、ニンニクとニラを合わせたような強い香りがあります。食べるのは春の若い葉と茎で、醤油漬け、天ぷら、卵とじ、ジンギスカンの付け合わせが定番です。生育が非常に遅く、種から食べられる大きさになるまで 5〜7 年、苗を植えても 2〜3 年は葉を採らずに株を太らせる必要があります。栽培は落葉樹の下のような夏に日陰になる湿った場所が適し、寒さには非常に強い一方、夏の高温と乾燥で葉が早く枯れます。株分けか実生で増やし、家庭では深めのプランターに腐葉土を多く入れて半日陰に置けば育ちます。注意点は、葉を採りすぎると株が弱るので 1 株から 1 枚だけ採り、必ず葉を残すこと、暖地では夏越しが難しいこと、野生の株は毒草のイヌサフランやスズランと葉が似ているので香りで確認することです。
行者にんにくの特徴
- 深山に自生するネギ属の多年草で種名
- 幅 3〜8 センチの楕円形の葉が 1 株に 2〜3 枚
- ニンニクとニラを合わせたような強い香り
- 種から収穫まで 5〜7 年と生育が非常に遅い
- 夏に日陰になる湿った場所を好み寒さに強い
- 毒草のイヌサフランやスズランと葉が似ている
向いている使い方
- 醤油漬け
- 天ぷらや卵とじ
- ジンギスカンの付け合わせ
- 半日陰の庭やプランターで長期栽培
行者にんにくの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめは行者にんにくの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- 行者にんにくの苗の植え付け — 行者にんにくは種から育てると収穫まで五年以上かかります。二〜三年生の苗を半日陰に植えるところから始めるのが現実的です。
- 行者にんにくの置き場所と日陰 — 行者にんにくは半日陰の湿った林で育つ植物です。夏の直射日光と乾燥で葉が焼けるので、置き場所選びが数年後の収穫量を決めます。
- 行者にんにくの水やりと肥料 — 行者にんにくは湿った林の土を好み、乾燥に弱い植物です。水は切らさず、肥料は薄く少なく与えるのが株を長持ちさせるこつです。
- 行者にんにくの月別の作業 — 行者にんにくは春だけ葉を出し、初夏には地上部が枯れて休眠に入ります。一年の動きを月ごとの表にまとめました。
- 行者にんにくの安全と病害虫 — 行者にんにくは猛毒のイヌサフランやスズランと葉が似ています。取り違えを防ぐ確認と、株を弱らせる病害虫への備えをまとめます。
- 行者にんにくの収穫と増やし方 — 行者にんにくは葉が二〜三枚のうちに一枚残して採るのが鉄則です。株分けと採種で少しずつ増やす方法もまとめます。
この品種を記録すると
アプリで作物に「行者にんにく」、品種に「行者にんにく」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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