基本情報
- 系統・区分
- 山菜・和ハーブ/多年草
- 育てやすさ
- ★★☆☆☆(5 段階で 2)
多年草・山菜系。収穫まで年数がかかるものがあり、半日陰・湿り気・増えすぎ管理が重要。
概要説明
アイヌネギは、北海道で行者にんにくを指す昔からの呼び名で、アイヌの人々が「キト」「プクサ」と呼んで保存食や薬草として利用してきたことに由来し、道内の直売所や種苗店では今もこの名前で売られています。中身は行者にんにくと同じ種で、幅 3〜8 センチの楕円形の葉を 1 株に 2〜3 枚出し、ニンニクに似た強い香りがあります。北海道では春の代表的な山菜で、醤油漬けにして通年楽しむほか、天ぷらや卵とじ、ジンギスカンに欠かせません。栽培は北海道の冷涼な気候に合い、夏に日陰になる湿った場所で株分けか実生で増やし、苗を植えても 2〜3 年は採らずに株を太らせます。寒さには非常に強く、雪の下で越冬して雪解けとともに芽を出します。注意点は、生育が遅いので葉を採りすぎると株が数年で消えること、1 株から 1 枚だけ採ること、本州の暖地では夏の高温で衰弱しやすいこと、野生の株を採る際は毒草のイヌサフランやスズランと間違えないことです。乱獲で自生地が減っているため、栽培株から増やすのが望まれます。
アイヌネギの特徴
- 北海道での行者にんにくの呼び名
- アイヌの保存食と薬草に由来する
- 幅 3〜8 センチの葉が 1 株に 2〜3 枚
- 北海道の冷涼な気候に合い雪の下で越冬
- 苗を植えても 2〜3 年は株を太らせる
- 乱獲で自生地が減り栽培株から増やすのが望まれる
向いている使い方
- 醤油漬けで通年
- 天ぷらや卵とじ
- ジンギスカンの付け合わせ
- 冷涼地の半日陰での長期栽培
行者にんにくの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめは行者にんにくの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- 行者にんにくの苗の植え付け — 行者にんにくは種から育てると収穫まで五年以上かかります。二〜三年生の苗を半日陰に植えるところから始めるのが現実的です。
- 行者にんにくの置き場所と日陰 — 行者にんにくは半日陰の湿った林で育つ植物です。夏の直射日光と乾燥で葉が焼けるので、置き場所選びが数年後の収穫量を決めます。
- 行者にんにくの水やりと肥料 — 行者にんにくは湿った林の土を好み、乾燥に弱い植物です。水は切らさず、肥料は薄く少なく与えるのが株を長持ちさせるこつです。
- 行者にんにくの月別の作業 — 行者にんにくは春だけ葉を出し、初夏には地上部が枯れて休眠に入ります。一年の動きを月ごとの表にまとめました。
- 行者にんにくの安全と病害虫 — 行者にんにくは猛毒のイヌサフランやスズランと葉が似ています。取り違えを防ぐ確認と、株を弱らせる病害虫への備えをまとめます。
- 行者にんにくの収穫と増やし方 — 行者にんにくは葉が二〜三枚のうちに一枚残して採るのが鉄則です。株分けと採種で少しずつ増やす方法もまとめます。
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アプリで作物に「行者にんにく」、品種に「アイヌネギ」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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