基本情報
- 系統・区分
- 山菜・和ハーブ/多年草
- 育てやすさ
- ★★☆☆☆(5 段階で 2)
多年草・山菜系。収穫まで年数がかかるものがあり、半日陰・湿り気・増えすぎ管理が重要。
概要説明
行者にんにく実生苗は、種から育てた行者にんにくの若い苗を指す流通名で、品種ではなく、株分け苗と区別するために使われます。行者にんにくは種をまいてから発芽まで 1 年近くかかり、1 年目は針のような葉が 1 枚出るだけで、食べられる幅 3〜8 センチの葉になるまで 5〜7 年を要するため、種苗店では 2〜3 年生の実生苗をまとめて売り、そこから 2〜3 年育てて収穫する形が一般的です。実生苗は根が細く小さいので、植え付け後は乾かさないよう腐葉土を多く入れた湿った土に浅く植え、夏に日陰になる場所に置きます。株分け苗より価格が安く数をそろえやすいので、庭に群落を作りたい場合や、プランターでまとめて育てる場合に向きます。寒さには非常に強く、雪の下で越冬します。注意点は、植え付けから最低 2〜3 年は葉を採らずに株を太らせること、夏の乾燥と高温で消えやすいので暖地では特に日陰と水分を確保すること、小さいうちは雑草に負けやすいので除草を欠かさないことです。株が育つと種を落として周りに増えるので、数年後には自然に群落になります。
行者にんにく実生苗の特徴
- 種から育てた若い苗を指す流通名で品種ではない
- 発芽まで 1 年近くかかり 1 年目は針のような葉 1 枚
- 2〜3 年生の苗を植えてさらに 2〜3 年で収穫
- 株分け苗より安く数をそろえやすい
- 根が細く植え付け後は乾かさない
- 小さいうちは雑草に負けやすい
向いている使い方
- 庭に群落を作る植え付け
- プランターでのまとめ育て
- 数年かけて収穫する山菜づくり
行者にんにくの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめは行者にんにくの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- 行者にんにくの苗の植え付け — 行者にんにくは種から育てると収穫まで五年以上かかります。二〜三年生の苗を半日陰に植えるところから始めるのが現実的です。
- 行者にんにくの置き場所と日陰 — 行者にんにくは半日陰の湿った林で育つ植物です。夏の直射日光と乾燥で葉が焼けるので、置き場所選びが数年後の収穫量を決めます。
- 行者にんにくの水やりと肥料 — 行者にんにくは湿った林の土を好み、乾燥に弱い植物です。水は切らさず、肥料は薄く少なく与えるのが株を長持ちさせるこつです。
- 行者にんにくの月別の作業 — 行者にんにくは春だけ葉を出し、初夏には地上部が枯れて休眠に入ります。一年の動きを月ごとの表にまとめました。
- 行者にんにくの安全と病害虫 — 行者にんにくは猛毒のイヌサフランやスズランと葉が似ています。取り違えを防ぐ確認と、株を弱らせる病害虫への備えをまとめます。
- 行者にんにくの収穫と増やし方 — 行者にんにくは葉が二〜三枚のうちに一枚残して採るのが鉄則です。株分けと採種で少しずつ増やす方法もまとめます。
「行者にんにく実生苗」の種を買う
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この品種を記録すると
アプリで作物に「行者にんにく」、品種に「行者にんにく実生苗」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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