基本情報
- 系統・区分
- 塊茎野菜・海外系
- 育てやすさ
- ★★★★★(5 段階で 5)
塊茎で栄養繁殖。海外系流通名。品種名ではなく系統名の可能性が高い。
概要説明
フランス菊芋は、ヨーロッパから導入された赤皮の菊芋を指す流通名で、特定の登録品種ではなく、フランスで古くから栽培されてきた赤紫皮の系統がこの名で売られています。塊茎は長さ 4〜8 センチ、重さ 30〜80 グラムで、日本在来の白皮より丸くなめらかにまとまり、皮は赤紫、果肉は白からクリーム色です。生ではシャキシャキした食感、加熱するとほくほくして甘みがあり、フランスでは冬の根菜としてスープやピュレ、バターソテーにされます。白皮よりイヌリンの含有量が多いとされ、健康野菜として国内でも人気があります。草丈は 1.5〜2.5 メートルで白皮よりやや低く、秋に黄色い花を咲かせます。栽培は 3〜4 月に種芋を植えるだけで、痩せ地や乾燥にも強く放任で育ち、11 月に地上部が枯れてから塊茎を掘り上げます。注意点は、地下茎で広がって掘り残しから雑草化しやすいこと、草丈が高く倒れやすいので支柱か摘心が必要なこと、塊茎は乾燥に弱いので土に埋め戻すか冷蔵で保存することです。流通名なので、購入時に赤皮であることを確認します。
フランス菊芋の特徴
- ヨーロッパ由来の赤皮菊芋の流通名で登録品種ではない
- 白皮より丸くなめらかな塊茎で皮は赤紫
- 加熱するとほくほくして甘みがある
- フランスでは冬の根菜としてスープやピュレに
- 草丈 1.5〜2.5 メートルで白皮よりやや低い
- 掘り残しから雑草化しやすく支柱か摘心が必要
向いている使い方
- スープやピュレ
- バターソテーや素揚げ
- 生で薄切りにしてサラダ
- 放任で育つ健康野菜
菊芋の育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめは菊芋の育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- 菊芋の植え付けと囲い — 菊芋は植える前に置き場所を決める作物です。三月から四月に種芋を植え、同時に広がりを止める囲いを作ります。
- 菊芋の水やりと肥料 — 菊芋は非常に丈夫で、肥料も水もほとんど要りません。与えすぎると背丈ばかり伸びて倒れます。手を引く加減を覚えます。
- 菊芋の支柱と倒れ防止 — 菊芋はヒマワリの仲間で三メートル近くまで伸び、夏の風で簡単に倒れます。六月までの支柱立てが決め手です。
- 菊芋の月別の作業 — 菊芋は三月に植え、九月から十月に黄色い花が咲き、葉が枯れてから掘ります。月ごとの作業を表にまとめました。
- 菊芋の病害虫と増えすぎ — 菊芋は病害虫にほとんど困りません。代わりに困るのが繁殖力で、掘り残しの小さな芋から翌年また生えてきます。
- 菊芋の収穫と保存 — 菊芋は葉が枯れてから掘ります。土の中に置いたまま必要な分だけ掘れますが、掘り上げた芋は乾燥にとても弱いです。
「フランス菊芋」の種を買う
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この品種を記録すると
アプリで作物に「菊芋」、品種に「フランス菊芋」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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