基本情報
- 系統・区分
- 優先度高め・香酸柑橘/標準
- 熟期
- 8〜10 月
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
自家結実性あり。果実100g前後、酸味と香りを利用。豊産性だが隔年結果に注意。
概要説明
普通系カボスは大分県で古くから栽培されてきた在来のカボスをまとめて呼ぶ名前で、特定の 1 品種ではなく、種から増やされてきた実生系統の総称です。カボスはゆずの近縁の香酸柑橘で、大分県が全国生産の 9 割以上を占め、江戸時代に臼杵の医師が京都から持ち帰ったとされる樹が起源と伝えられています。果実は 100〜150 グラムで、すだちより一回り大きく、まろやかな酸味と上品な香りがあり、皮が薄く果汁が多いのが特徴です。青いうちの 8〜10 月に収穫して焼き魚や刺身、鍋物に搾るのが主な使い方で、黄色く熟した 11〜12 月の実も柔らかな酸味で使えます。自家結実性があり 1 本で実がつき、接ぎ木苗なら 3〜4 年で収穫できます。耐寒性はゆずに次いで高く、関東以西なら露地で育ちます。トゲはゆずより少なめです。実生系のため樹ごとに果実の大きさや種の数に差があります。
普通系カボスの特徴
- 大分県在来のカボスをまとめた実生系統の総称
- 果重 100〜150 グラムですだちより大きい
- 皮が薄く果汁が多くまろやかな酸味
- 青玉 8〜10 月・黄玉 11〜12 月の両方が使える
- 自家結実性があり接ぎ木苗なら 3〜4 年で結実
- 耐寒性が高く関東以西で露地栽培できる
向いている使い方
- 焼き魚・刺身に搾る
- 鍋物・ポン酢
- 果汁を飲み物に
かぼすの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはかぼすの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- かぼすの苗選びと植え付け — かぼすは1本で実がつく香酸柑橘です。冬の最低気温で鉢か地植えかを決め、3月から4月に植えます。
- かぼすの剪定とトゲ — かぼすの剪定は春の芽が動く直前に1回だけ。切り過ぎると翌年の実が減るので、混んだ枝の間引きが中心です。
- かぼすの水やりと肥料 — かぼすは肥料切れと乾きに敏感で、葉の色がすぐ落ちます。3月・6月・10月の年3回の施肥と鉢の水管理が土台です。
- かぼすの月別の作業 — かぼすの1年は3月の剪定と施肥で始まり、5月の開花、7月の摘果、8月から10月の青い実の収穫で終わります。
- かぼすの病害虫と障害 — かぼすで多いのはアゲハの幼虫とエカキムシ、カイガラムシ、それにかいよう病です。葉と実の見た目で見分けて手当てします。
- かぼすの収穫と保存 — かぼすは黄色く熟す前の青い実を採るのが本来です。8月下旬から10月に大きさと色で採り時を決め、冷蔵と冷凍で使い切ります。
「普通系カボス」の苗木を買う
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この品種を記録すると
アプリで作物に「かぼす」、品種に「普通系カボス」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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