基本情報
- 系統・区分
- 実エンドウ
- 種類
- 固定種
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
概要説明
南海緑は、和歌山県で育成された実エンドウで、ウスイの改良系統として関西の産地で長く作られてきた品種です。莢は長さ9センチ前後、1莢に7〜8粒の豆が入り、豆は大粒で皮が薄く、ゆでても皮が硬く残らないのが持ち味です。豆ごはんや煮物にすると青くさみが少なく上品な甘みがあります。つるあり性で草丈は1.5〜2メートルになるのでネットか支柱が要ります。生育はやや早めで莢の着きがよく、春の収穫期間はウスイと同じくらいです。暖地の秋まき春どり作型が基本で、10月下旬〜11月上旬に種をまき、本葉2〜3枚の小苗で冬を越すと寒さに耐えます。早まきして大苗になると霜で枯れ込むので注意します。実エンドウは莢の表面がしわ寄り、中の豆がはっきり膨らんだ頃が採りどきで、莢が黄ばみ始めると豆が硬くなります。うどんこ病が出る前に風通しを保ち、連作を避けます。
南海緑の特徴
- ウスイ系の実エンドウで大粒、豆の皮が薄い
- 1莢に7〜8粒、莢の長さ9センチ前後
- ゆでても皮が残りにくく青くさみが少ない
- つるあり性で草丈1.5〜2メートル、ネットが必要
- 暖地の秋まき春どり向き、小苗越冬が基本
向いている使い方
- 豆ごはん
- 卵とじ・煮物
- むき豆の冷凍保存
エンドウの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはエンドウの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- エンドウの種まきと発芽 — エンドウは秋にまいて冬を越します。まき時が早すぎると苗が育ちすぎて寒さで枯れるので、日にちを外さないことが肝心です。
- エンドウの支柱とネット — エンドウはつるが自分で絡みます。種類に合った高さの支柱を早めに立て、春の急な伸びに備えて誘引します。
- エンドウの水やりと追肥 — エンドウは自分で窒素を作るので肥料は控えめです。追肥は花が咲き始めてから、水は開花期以降を切らさないのが要点です。
- エンドウの月別の作業 — エンドウは秋にまいて越冬させ、春に収穫します。八か月にわたる作業の流れを月ごとにまとめました。
- エンドウの病害虫と障害 — エンドウで多いのは春のうどんこ病、アブラムシ、そして連作による立枯れです。症状から原因を切り分けます。
- エンドウの収穫と保存 — エンドウはサヤ用、スナップ、実用で採りどきが違います。開花からの日数とさやの姿で判断し、採り遅れを防ぎます。
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