基本情報
- 系統・区分
- 麦類・ライ麦・汎用
- 熟期
- 初夏出穂
- 育てやすさ
- ★★★★★(5 段階で 5)
種子繁殖。寒さに強く、パン用・緑肥・敷きわら用途にも利用。倒伏に注意。
概要説明
麦類のなかでもっとも寒さに強く、やせた土でも育つのがライ麦である。秋にまいて冬を越し、初夏に穂を実らせる作型が基本で、家庭菜園では子実をとるより、緑肥や敷きわらの材料として育てられることが多い。草丈は1.5メートル以上に伸び、根を深く張って土を耕す働きがあるため、畑の休閑期に播いて土づくりに使うと効果が分かりやすい。子実は黒パンの原料になり、独特の酸味と香りを持つ。倒伏しやすいので、窒素肥料を効かせすぎないことが管理の要点になる。刈り取りは穂が出て花が終わった頃が緑肥としての適期で、遅れると茎が硬くなり分解しにくくなる。
ライ麦の特徴
- 麦類でもっとも寒さに強くやせ地でも育つ
- 草丈が1.5メートル以上に伸びる
- 根を深く張り土を耕す働きがある
- 窒素を効かせすぎると倒伏しやすい
- 刈り取りが遅れると茎が硬く分解しにくい
向いている使い方
- 畑の緑肥として播く
- 刈り取って敷きわらに使う
- 子実を製粉して黒パンに
- 冬の畑の被覆に
ライ麦の育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはライ麦の育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- ライ麦の種まき — ライ麦は麦類でいちばん寒さと痩せ地に強く、十月から十一月にまいて翌年六月に刈ります。実を穫るか緑肥にするかでまき方が変わります。
- ライ麦の麦踏みと追肥 — ライ麦の管理は冬の麦踏みと二月の追肥がほぼすべてです。背が高くなるので、追肥は控えめにして倒れない株に育てます。
- ライ麦の月別の作業 — ライ麦は十月から十一月にまいて翌年六月に刈る、八か月の作物です。月ごとの作業と、緑肥にする場合の違いを表にまとめました。
- ライ麦の病害虫と障害 — ライ麦は丈夫ですが、倒伏、穂の赤かび病、麦角という有毒なかびの三つに注意します。症状から原因を見分けて対処します。
- ライ麦の収穫と脱穀 — ライ麦は六月中旬から下旬、穂が黄色く実が固まったら刈ります。梅雨と重なるので晴れ間に刈って干し、脱穀します。
この品種を記録すると
アプリで作物に「ライ麦」、品種に「ライ麦」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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