基本情報
- 系統・区分
- 麦類・ライ麦・春まき候補
- 育てやすさ
- ★★★★★(5 段階で 5)
種子繁殖。春まき向け流通名候補。品種名確認が必要。
概要説明
春播きの用途を想定した名前で出回るのが春一番ライ麦で、育成された品種名というより流通上の呼び名として扱ったほうがよい。ライ麦は本来、低温に一定期間当たることで穂を出す性質を持つため、春に播くと穂が出ないまま茎葉だけが茂ることがある。緑肥として使うならこの性質はむしろ都合がよく、春から初夏にかけて短期間で有機物を稼げる。逆に子実を収穫したいなら秋播きが確実である。播くときは播種量を多めにして密に育てると、雑草に負けにくい。名前だけでは性質が判断できないので、購入前に播き時と用途を販売元に確かめておきたい。
春一番ライ麦の特徴
- 品種名というより流通上の呼び名
- 春播きでは穂が出ないことがある
- 短期間で茎葉を稼ぐ緑肥に向く
- 子実の収穫を狙うなら秋播きが確実
- 密に播くと雑草に負けにくい
向いている使い方
- 春の短期緑肥として播く
- 刈り取って敷きわらに
- 空いた畝の土づくりに
ライ麦の育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはライ麦の育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- ライ麦の種まき — ライ麦は麦類でいちばん寒さと痩せ地に強く、十月から十一月にまいて翌年六月に刈ります。実を穫るか緑肥にするかでまき方が変わります。
- ライ麦の麦踏みと追肥 — ライ麦の管理は冬の麦踏みと二月の追肥がほぼすべてです。背が高くなるので、追肥は控えめにして倒れない株に育てます。
- ライ麦の月別の作業 — ライ麦は十月から十一月にまいて翌年六月に刈る、八か月の作物です。月ごとの作業と、緑肥にする場合の違いを表にまとめました。
- ライ麦の病害虫と障害 — ライ麦は丈夫ですが、倒伏、穂の赤かび病、麦角という有毒なかびの三つに注意します。症状から原因を見分けて対処します。
- ライ麦の収穫と脱穀 — ライ麦は六月中旬から下旬、穂が黄色く実が固まったら刈ります。梅雨と重なるので晴れ間に刈って干し、脱穀します。
「春一番ライ麦」の種を買う
3 つのお店で探す「ライ麦 春一番ライ麦 種」
この品種を記録すると
アプリで作物に「ライ麦」、品種に「春一番ライ麦」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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