基本情報
- 系統・区分
- 麦類・ライ麦・緑肥/景観
- 育てやすさ
- ★★★★★(5 段階で 5)
種子繁殖。緑肥・カバークロップ向きのライ麦品種。草丈が高く有機物量が多い。
概要説明
緑肥やカバークロップの用途で流通しているのがペトクーザーで、草丈が高く有機物の量を稼げる点が評価されている。秋播きで越冬させ、春に一気に伸びて穂を出すため、休ませている畑に播いておくと冬から春にかけて土の表面を覆い、雨による土の流亡と雑草の発生を抑えられる。深く伸びる根が硬くなった土層に穴をあけ、後作の根張りをよくする働きも期待できる。刈り倒して土に混ぜるなら、茎が硬くなる前の出穂期前後がよい。すき込みの直後は分解に窒素が使われるので、後作を播くまで2週間ほど間を置くと生育の落ち込みを避けられる。
ペトクーザーの特徴
- 草丈が高く有機物の量を多く稼げる
- 秋播きで越冬し春に一気に伸びる
- 土の流亡と雑草の発生を抑える
- 深根が硬い土層をほぐし後作を助ける
- すき込み後は2週間ほど置いて後作を播く
向いている使い方
- 冬季のカバークロップに
- 刈り倒してすき込む緑肥
- 土壌の団粒化を助ける
ライ麦の育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはライ麦の育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- ライ麦の種まき — ライ麦は麦類でいちばん寒さと痩せ地に強く、十月から十一月にまいて翌年六月に刈ります。実を穫るか緑肥にするかでまき方が変わります。
- ライ麦の麦踏みと追肥 — ライ麦の管理は冬の麦踏みと二月の追肥がほぼすべてです。背が高くなるので、追肥は控えめにして倒れない株に育てます。
- ライ麦の月別の作業 — ライ麦は十月から十一月にまいて翌年六月に刈る、八か月の作物です。月ごとの作業と、緑肥にする場合の違いを表にまとめました。
- ライ麦の病害虫と障害 — ライ麦は丈夫ですが、倒伏、穂の赤かび病、麦角という有毒なかびの三つに注意します。症状から原因を見分けて対処します。
- ライ麦の収穫と脱穀 — ライ麦は六月中旬から下旬、穂が黄色く実が固まったら刈ります。梅雨と重なるので晴れ間に刈って干し、脱穀します。
「ペトクーザー」の種を買う
3 つのお店で探す「ライ麦 ペトクーザー 種」
この品種を記録すると
アプリで作物に「ライ麦」、品種に「ペトクーザー」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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