基本情報
- 系統・区分
- 香辛/薬味・葉実利用
- 生産者
- 産地系/在来系
- 熟期
- 5〜6 月
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
香りのある葉・実・種子を利用。こぼれ種や地下茎で広がるものは管理に注意。
概要説明
朝倉山椒は、兵庫県養父市八鹿町朝倉が発祥とされる山椒の代表品種で、枝にとげがほとんど出ないことから家庭でも扱いやすいと重宝されてきました。実は大粒で香りが高く、若い青い実を煮て佃煮やちりめん山椒にすると、鼻に抜ける爽やかさと舌に残るしびれの両方が味わえます。春の若葉は木の芽として吸い物や田楽に使えます。落葉低木で樹高は 2〜3 メートル、鉢植えなら 1 メートルほどに抑えられます。雌雄異株のため実を採るには雌株を選び、近くに雄株を植えるか、実つきの株を接ぎ木苗で購入します。栽培でいちばん難しいのは根で、山椒は過湿に弱く、水はけの悪い場所や夏の蒸れで突然枯れることがあります。水はけのよい土に浅植えし、株元にわらを敷いて乾燥と地温上昇を防ぐと長持ちします。アゲハの幼虫が葉を食べるので、春から夏は葉裏を見て早めに取り除きます。
朝倉山椒の特徴
- とげがほとんど出ず扱いやすい代表品種
- 実が大粒で香りが高い
- 若葉を木の芽、青い実を佃煮に使える
- 樹高 2〜3 メートル、鉢植えなら 1 メートルに収まる
- 雌雄異株で結実には雌株と受粉樹が必要
- 過湿と夏の蒸れに弱く、突然枯れることがある
向いている使い方
- 青い実の佃煮・ちりめん山椒
- 若葉を木の芽として吸い物や田楽に
- 完熟実を乾かして粉山椒に
- 鉢植えで玄関先に置く
山椒の育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめは山椒の育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- 山椒の苗選びと植え付け — 山椒は雌雄が別の木で、実を採りたいなら品種選びが要です。根が弱く移植を嫌うので、最初の場所選びで決まります。
- 山椒の水やりと追肥 — 山椒の管理は根を守ることに尽きます。夏の乾燥と過湿の両方を避け、肥料は控えめに与えます。
- 山椒の収穫と保存 — 山椒は木の芽、花、青い実、熟した実と、一本で四つの収穫があります。それぞれ採り時が短いので見逃さないことが要点です。
- 山椒の病害虫と障害 — 山椒の一番の敵はアゲハチョウの幼虫で、数日で葉を食べ尽くします。虫より怖いのが夏の根の傷みによる枯れ込みです。
- 山椒の月別の作業 — 四月の木の芽から十月の割山椒まで収穫が続き、夏は根を守る管理、冬は軽い剪定を行う一年です。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「山椒」、品種に「朝倉山椒」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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