基本情報
- 系統・区分
- 香辛/薬味・葉実利用
- 生産者
- 産地系/在来系
- 熟期
- 6 月
- 育てやすさ
- ★★☆☆☆(5 段階で 2)
香りのある葉・実・種子を利用。こぼれ種や地下茎で広がるものは管理に注意。
概要説明
高原山椒は、岐阜県高山市周辺の飛騨高山で受け継がれてきた在来の山椒で、標高の高い寒冷地で育つことから香りが強いと評価されています。地域の名を冠した在来系であり、種苗として全国に広く流通する品種ではないため、入手は産地や専門の苗業者に限られます。実は小粒ながら香りが鋭く、乾かして挽いた粉は少量でもよく効きます。寒冷地で育ってきた系統なので耐寒性があり、雪の多い地域でも冬を越します。落葉低木で樹高は 2 メートル前後、枝にはとげがあります。雌雄異株のため結実には雌株が必要です。夏の高温多湿が苦手で、暖地の平地では株が弱りやすいので、涼しく風の通る場所を選び、株元を敷きわらで覆って地温を下げます。収穫は青い実を 6 月に摘むか、秋に赤く熟してから採って乾かします。地方品種らしく株ごとの性質に差が出ることも知っておきたい点です。
高原山椒の特徴
- 飛騨高山周辺で受け継がれてきた在来系
- 実は小粒だが香りが鋭い
- 耐寒性があり雪の多い地域でも越冬する
- 夏の高温多湿が苦手で暖地の平地では弱りやすい
- 樹高 2 メートル前後で枝にとげがある
- 株ごとに性質の差が出やすい
向いている使い方
- 乾燥実を挽いて粉山椒に
- 青い実の佃煮に
- 若葉を木の芽として
- 寒冷地の庭木として
山椒の育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめは山椒の育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- 山椒の苗選びと植え付け — 山椒は雌雄が別の木で、実を採りたいなら品種選びが要です。根が弱く移植を嫌うので、最初の場所選びで決まります。
- 山椒の水やりと追肥 — 山椒の管理は根を守ることに尽きます。夏の乾燥と過湿の両方を避け、肥料は控えめに与えます。
- 山椒の収穫と保存 — 山椒は木の芽、花、青い実、熟した実と、一本で四つの収穫があります。それぞれ採り時が短いので見逃さないことが要点です。
- 山椒の病害虫と障害 — 山椒の一番の敵はアゲハチョウの幼虫で、数日で葉を食べ尽くします。虫より怖いのが夏の根の傷みによる枯れ込みです。
- 山椒の月別の作業 — 四月の木の芽から十月の割山椒まで収穫が続き、夏は根を守る管理、冬は軽い剪定を行う一年です。
「高原山椒」の種を買う
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この品種を記録すると
アプリで作物に「山椒」、品種に「高原山椒」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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