基本情報
- 系統・区分
- 水生野菜・在来/大阪
- 生産者
- なにわ伝統野菜
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
塊茎で栄養繁殖。大阪の伝統野菜。小ぶりで独特の風味がある。
概要説明
大阪府吹田市の在来品種である吹田くわいは、「なにわの伝統野菜」に認証された小粒のくわいで、江戸時代には将軍家や宮中への献上品として知られていました。塊茎は直径 1〜2 センチ、重さ 5〜10 グラムと一般の青くわいの数分の一の小ささですが、肉質が緻密で栗のようなほくほく感と甘みがあり、苦みが少ないのが持ち味です。皮は青みを帯びた淡い色で、細長い芽が立ちます。もともと湿地や水路の縁に自生していたものが選抜された地方品種で、一般のくわいより野生に近く、草丈は低め、葉も小さめです。栽培は水を張った田や容器で行い、春に種塊茎を植え、秋から冬に掘り上げます。走出枝が細かく広がり小さな塊茎を多数つけるので、家庭では浅い水を張った大型プランターでも育ちます。種塊茎の入手は保存会や吹田市周辺に限られ、地域限定の在来種として大切に受け継がれています。素揚げや煮物にすると小ささが生きます。
吹田くわいの特徴
- 大阪府吹田市の在来品種でなにわの伝統野菜
- 直径 1〜2 センチの小粒で栗のようなほくほく感
- 苦みが少なく甘みがある
- 野生に近く草丈が低めで葉も小さい
- 小さな塊茎を多数つける
- 種塊茎の入手が地域に限られる
向いている使い方
- 小粒を生かした素揚げ
- 正月の煮物
- 伝統野菜の保存栽培
くわいの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはくわいの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- くわいの種球の植え付け — くわいは水を張った容器で育てる水生の作物です。容器と土の選び方、種球を芽を折らずに植える手順をまとめます。
- くわいの水の管理 — くわいは水を切らすと一気に弱ります。季節ごとの水深、夏の水温対策、蚊のわきを防ぐ方法をまとめます。
- くわいの追肥と株の手入れ — くわいは夏に葉を茂らせ、秋に球をふくらませます。時期で変える肥料の与え方と、葉と株の手入れをまとめます。
- くわいの収穫と保存 — くわいは地上部が枯れてから掘り上げます。芽を折らない掘り方と、乾かさずに正月まで保存する方法をまとめます。
- くわいの病害虫と障害 — くわいは病害虫の少ない作物ですが、水生ならではの問題が起きます。虫の見分け方と水温や日照の障害をまとめます。
- くわいの月別の作業 — くわいの一年を月ごとに整理します。春の植え付け、夏の水管理、秋の肥大、冬の掘り上げまでを一覧にします。
「吹田くわい」の種を買う
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この品種を記録すると
アプリで作物に「くわい」、品種に「吹田くわい」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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