基本情報
- 系統・区分
- 雑穀・ヒエ・岩手在来
- 生産者
- 岩手県系
- 収穫までの日数
- 約 110 日
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
種子繁殖。岩手県北地域の在来系候補。寒冷地向き。
概要説明
軽米在来は、岩手県北部の軽米町周辺で受け継がれてきたヒエの在来種で、地方品種にあたります。岩手県北はヒエの栽培が最も長く続いた地域のひとつで、冷涼な気候とやせた土地でも育つヒエが主食を支えてきました。軽米在来はその土地で選ばれ続けた系統で、寒さと冷害に強く、生育期間が短いのが特徴です。味は淡白でくせがなく、粘りは少ないうるち性で、白米に混ぜて炊くほか、ひえ飯やひえ粥など地域の伝統食に使われてきました。粒は直径 2〜3 ミリの小さな種実です。草丈は 1〜1.5 メートルで、太い茎が株立ちになり、8〜9 月に稲に似た穂を出します。5 月から 6 月に種をまき、9 月から 10 月に刈り取ります。播種から収穫まで 100〜120 日で、寒冷地でも霜の前に熟します。乾燥にも過湿にも強く、肥料は少なめで育ちます。種子は在来種の保存団体や雑穀種苗の専門店から入手します。穂が熟すと粒がこぼれやすいので、刈り遅れに注意します。
軽米在来の特徴
- 岩手県軽米町周辺で受け継がれたヒエの在来種
- 寒さと冷害に強く生育期間が短い
- 味は淡白でくせがなくうるち性
- 草丈 1〜1.5 メートルで稲に似た穂を出す
- 播種から 100〜120 日で霜の前に熟す
- 種子は在来種保存団体や専門店から入手する
向いている使い方
- 白米に混ぜて炊く
- ひえ飯やひえ粥など伝統食に
- 寒冷地の畑で育てる雑穀
- 在来種として種を継ぐ
ヒエの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはヒエの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- ヒエの種まきと間引き — ヒエは寒さと湿気に強い雑穀で、五月から六月にまいて秋に穂を刈ります。種が小さいので薄くまき、間引きで株間を作るのが要です。
- ヒエの水やりと管理 — ヒエは水やりも追肥もほとんど要らない手のかからない雑穀です。倒れるのを防ぐ土寄せと、穂が出るころの見回りが管理の中心です。
- ヒエの月別の作業 — ヒエは五月から六月にまいて九月から十月に刈る、百日ほどの作物です。月ごとの作業と、地域による前後を表にまとめました。
- ヒエの病害虫と障害 — ヒエは病気に強く、困るのは鳥、倒伏、雑草の三つです。症状から原因を見分け、被害が広がる前に手を打つ方法をまとめました。
- ヒエの収穫と脱穀 — ヒエは穂の七割が茶色になったころに刈り、二週間干してから脱穀します。実がこぼれやすいので、刈り時と干し方に注意します。
「軽米在来」の種を買う
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この品種を記録すると
アプリで作物に「ヒエ」、品種に「軽米在来」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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