基本情報
- 系統・区分
- ベリー類・クランベリー/大実
- 熟期
- 10 月
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
常緑低木。比較的大実の品種。鉢植えでは乾燥に注意し酸性用土で育てる。
概要説明
ピルグリムは、アメリカ農務省が 1961 年に発表したクランベリーの交配品種で、プロリフィックとマクファーリンの交配から生まれました。果実は直径 1.5〜2 センチと大粒で、やや長めの楕円形、熟すと紫がかった濃い赤色になり、果肉は硬めで貯蔵性が高いのが特徴です。晩生で収穫は 10 月に入ってからになります。樹勢は強く、茎が太くてよく伸び、収量も多いため、北米ではスティーブンスと並ぶ主力品種の一つです。常緑の匍匐性低木で、細い茎が地面を這って広がり、草丈は 10〜20 センチにとどまるので、鉢植えやハンギングで育てられます。酸性の土と湿り気を好み、ピートモスを多く混ぜた用土で乾かさないように管理します。耐寒性は非常に強い一方で、日本の夏の高温乾燥が苦手なので、夏は半日陰に移して鉢の乾燥に注意します。初夏に淡いピンクの小さな花が咲き、自家結実性があり 1 株で実がつきます。
ピルグリムの特徴
- 1961 年発表の交配品種でスティーブンスと並ぶ北米の主力
- 果実は直径 1.5〜2 センチの大粒でやや長めの楕円形
- 熟すと紫がかった濃い赤色で果肉が硬く貯蔵性が高い
- 晩生で収穫は 10 月に入ってから
- 樹勢が強く茎が太くよく伸びる
- 酸性土と湿り気を好み、夏の高温乾燥が苦手
向いている使い方
- ジャムやソースに加工する
- 貯蔵性を生かして長く使う
- 鉢植えやハンギングで育てる
クランベリーの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはクランベリーの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- クランベリーの植え付け — クランベリーは酸性で湿った土をはう低木です。鉢と用土の準備さえ合えば一本で実がなります。
- クランベリーの水やりと追肥 — クランベリーは湿地の植物です。水を切らさず、肥料は酸性のものを少量にすると葉が茶色くならずに育ちます。
- クランベリーのつるの整理 — 実は地面から立ち上がる短い枝につきます。はうつるを整理して立ち枝を増やすのが剪定の目的です。
- クランベリーの月別の作業 — 三月の剪定と植え替え、六月の開花、九月から十月の収穫。関東の鉢植えを基準に一年の作業を表にまとめます。
- クランベリーの病害虫と障害 — クランベリーで困るのは虫より環境です。葉先の茶変、新芽の黄化、実の灰色かび病を症状から見分けて対処します。
- クランベリーの収穫と保存 — 実は九月から十月に赤く熟します。色とつやで見極めて摘み、生では酸っぱいので冷凍やジャムにして使います。
「ピルグリム」の苗木を買う
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この品種を記録すると
アプリで作物に「クランベリー」、品種に「ピルグリム」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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