基本情報
- 系統・区分
- ラン類・鉢花/着生ラン
- 熟期
- 1〜4 月開花
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
洋ラン・和蘭。明るい日陰、通気性、水苔/バーク管理、冬温度が栽培ポイント。
概要説明
ノビル系は特定の品種ではなく、ヒマラヤから東南アジア原産の原種ノビレをもとに交配された、茎の節ごとに花を付けるデンドロビウムの一群を指す系統名です。日本で最も多く栽培される洋ランのひとつで、山本デンドロビューム園をはじめ国内の育種によって多くの品種が生まれました。太い棒状の茎 (バルブ) が高さ 30〜60 センチに伸び、その節々から直径 5〜8 センチの花が 2〜3 輪ずつ、株全体では数十輪が並んで咲きます。花色は白・桃・紫・黄・複色と幅広く、開花期は 1〜4 月です。耐寒性は洋ランの中で高く、秋に 10 度前後の低温に 1 か月ほど当てることが花芽を作る条件で、逆に秋に暖かい室内に早く取り込むと花芽が付かずに高芽 (茎の途中の子株) が出ます。春から秋は戸外の日向〜明るい半日陰で育て、夏は遮光し、水と肥料をしっかり与えて茎を太らせ、9 月以降は肥料を止めて乾かし気味にします。冬は 5 度以上で越冬し、蕾が見えたら室内に入れます。
ノビル系の特徴
- 原種ノビレをもとにした系統名で特定の品種ではない
- 茎の節々に直径 5〜8 センチの花が並んで咲く
- 白・桃・紫・黄・複色で 1〜4 月開花
- 秋に 10 度前後の低温に当てると花芽が付く
- 早く室内に入れると花芽でなく高芽が出る
- 冬は 5 度以上で越冬
向いている使い方
- 室内の明るい窓辺で楽しむ
- 冬の鉢花として
- 贈り物の鉢花に
デンドロビウムの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはデンドロビウムの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- デンドロビウムの置き場所 — 洋ランの中では日光と寒さに強い仲間です。季節ごとに置き場所を変えることが、翌春の花数を決めます。
- デンドロビウムの水やり — 水草のように水を欲しがるのは春から夏だけです。秋から冬にかけては乾かし気味にすることで花芽が育ちます。
- デンドロビウムの肥料と日常管理 — 肥料は成長期だけ与えます。秋以降に残ると花芽ではなく高芽が出るので、止めどきを守るのが要点です。
- デンドロビウムの植え替え — 植え替えは花が終わった直後の四〜五月が適期です。鉢は小さめ、水ゴケは固めに詰めるのがランの基本です。
- デンドロビウムの年間の作業 — 一年の管理を月別に整理しました。夏の日光と秋の低温という二つの山を外さなければ、毎年春に花が揃います。
- デンドロビウムの病害虫と障害 — 洋ランの中では丈夫ですが、カイガラムシと治らないウイルス病には注意が要ります。症状から原因を切り分けます。
- デンドロビウムの増やし方 — 株分けが最も確実で、高芽やバルブ伏せは小さな株から育てる方法です。どれも春の植え替え時期に行います。
「ノビル系」の種を買う
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この品種を記録すると
アプリで作物に「デンドロビウム」、品種に「ノビル系」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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