基本情報
- 系統・区分
- ラン類・鉢花/着生ラン
- 熟期
- 3〜5 月開花
- 育てやすさ
- ★★★★★(5 段階で 5)
洋ラン・和蘭。明るい日陰、通気性、水苔/バーク管理、冬温度が栽培ポイント。
概要説明
キンギアナムはオーストラリア東部原産のデンドロビウムの原種で、この項目は園芸品種ではなく種そのものを指し、洋ランの中で最も丈夫で育てやすいもののひとつとして親しまれています。株は高さ 10〜30 センチの細い茎が密に群生し、春 3〜5 月に茎の先から花茎を伸ばして直径 1.5〜2 センチの小花を 5〜15 輪咲かせ、花色は桃紫が基本で白や濃紫の個体もあり、ほのかな香りがあります。原産地では岩の上に着生する強健な種で、耐寒性は高く、霜に当てなければ 0〜3 度でも越冬するため、暖地では軒下で冬を越せるほどです。ノビル系と同じく秋に低温に当てることで花芽が付き、冬に暖かい室内に置くと咲きにくくなります。春から秋は戸外の日向〜明るい半日陰で育て、夏は遮光し、水苔かバークで植えて乾いたら水を与えます。株がよく増えて鉢いっぱいになるので、花後に株分けして増やせ、初めての洋ランに向きます。
キンギアナムの特徴
- オーストラリア東部原産の原種で種そのもの
- 高さ 10〜30 センチの細い茎が密に群生
- 3〜5 月に直径 1.5〜2 センチの桃紫の小花で香りがある
- 洋ランの中で最も丈夫な部類
- 0〜3 度でも越冬し暖地では軒下で冬越し
- 秋の低温で花芽が付く
向いている使い方
- 洋ラン入門の鉢花に
- 軒下の鉢植えで
- 室内の明るい窓辺で楽しむ
デンドロビウムの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはデンドロビウムの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- デンドロビウムの置き場所 — 洋ランの中では日光と寒さに強い仲間です。季節ごとに置き場所を変えることが、翌春の花数を決めます。
- デンドロビウムの水やり — 水草のように水を欲しがるのは春から夏だけです。秋から冬にかけては乾かし気味にすることで花芽が育ちます。
- デンドロビウムの肥料と日常管理 — 肥料は成長期だけ与えます。秋以降に残ると花芽ではなく高芽が出るので、止めどきを守るのが要点です。
- デンドロビウムの植え替え — 植え替えは花が終わった直後の四〜五月が適期です。鉢は小さめ、水ゴケは固めに詰めるのがランの基本です。
- デンドロビウムの年間の作業 — 一年の管理を月別に整理しました。夏の日光と秋の低温という二つの山を外さなければ、毎年春に花が揃います。
- デンドロビウムの病害虫と障害 — 洋ランの中では丈夫ですが、カイガラムシと治らないウイルス病には注意が要ります。症状から原因を切り分けます。
- デンドロビウムの増やし方 — 株分けが最も確実で、高芽やバルブ伏せは小さな株から育てる方法です。どれも春の植え替え時期に行います。
「キンギアナム」の種を買う
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この品種を記録すると
アプリで作物に「デンドロビウム」、品種に「キンギアナム」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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