基本情報
- 系統・区分
- 料理用ハーブ・一年草/葉・種子
- 種苗会社
- サカタのタネ
- 熟期
- 播種後 6〜8 週で収穫
- 種類
- 固定種
- 育てやすさ
- ★★★★★(5 段階で 5)
種子繁殖。魚料理・ピクルス向き。直根性で移植を嫌い、春秋まきが作りやすい。
概要説明
ディルは地中海沿岸から西アジア原産のセリ科一年草で、糸状の細かい葉 (ディルウィード) と種子 (ディルシード) の両方を使う、魚料理とピクルスに欠かせないハーブです。品種名ではなく種名で、サカタのタネなどから種子が流通します。草丈は 60〜100 センチ、フェンネルによく似た青緑色の糸状葉をつけ、初夏に黄色の小花を傘状に咲かせます。葉はサーモンやニシンのマリネ、ポテトサラダ、ヨーグルトソースに、種子はピクルスやパンの香りづけに使います。直根性で移植を嫌うため、春 (3〜4 月) か秋 (9〜10 月) に日当たりと水はけのよい場所へ直まきし、株間 20〜30 センチに間引きます。播種から 6〜8 週間で外葉から摘み取れ、秋まきなら冬から春まで長く収穫できます。高温と長日でとう立ちが早いので、葉が目的なら春は早めにまき、夏は種子採りに切り替えます。花後に種子が茶色くなったら刈り取って乾燥させます。フェンネルと近くに植えると交雑して香りが混ざるので離します。
ディルの特徴
- セリ科の一年草で葉と種子の両方を使う種名
- 草丈 60〜100 センチ、青緑色の糸状葉と黄色の傘状花
- 直根性で移植を嫌い直まきが基本
- 播種から 6〜8 週間で葉の摘み取り収穫
- 高温と長日でとう立ちが早い
- フェンネルと交雑するので離して植える
向いている使い方
- 葉をサーモンや魚のマリネに
- ポテトサラダやヨーグルトソースの香りづけ
- 種子をピクルスやパンに
- 秋まきで冬から春まで摘み取り
ディルの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはディルの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- ディルの種まき — ディルはセリ科の一年草で、直根が伸びるため直まきが基本です。春と秋にまけて、秋まきのほうがとう立ちしにくく長く採れます。
- ディルの水やりと追肥 — ディルは乾燥に強く過湿に弱いハーブです。肥料は控えめにし、花茎を摘み取ることで、葉の収穫期間を延ばします。
- ディルの収穫と保存 — ディルは葉・花・種の三つを使うハーブです。葉は花が咲く前の柔らかいうち、種は穂が茶色く色づいたら刈り取って乾かします。
- ディルの月別の作業 — ディルは秋まきで春に、春まきで初夏に葉を採り、夏に種を採る一年草です。関東平野部の露地を基準に月ごとの作業をまとめます。
- ディルの病害虫と障害 — ディルはセリ科を好むキアゲハとアブラムシが付きやすく、発芽直後の立枯れと梅雨の蒸れ、草丈が伸びてからの倒伏にも注意します。
- ディルの支柱と倒れ対策 — ディルは草丈六十センチから一メートルになる割に茎が細く、風雨で倒れます。支柱三本のひも囲いで倒れを防ぎ、倒れた後の立て直し方も紹介します。
この品種を記録すると
アプリで作物に「ディル」、品種に「ディル」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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