基本情報
- 系統・区分
- スパイスハーブ・種子収穫
- 熟期
- 播種後 90〜100 日
- 種類
- 固定種
- 育てやすさ
- ★★★★★(5 段階で 5)
種子繁殖。完熟種子をスパイスとして利用。こぼれ種で発生することがある。
概要説明
ディルシード用は、種子をスパイスとして収穫することを目的にディルを育てる区分で、品種名ではありません。ディルシードはキャラウェイに似た清涼感のある香りで、ピクルス、ザワークラウト、パン、魚のスープに使います。種子採りには春 (3〜4 月) の直まきが向き、株間を 25〜30 センチと広めに取って大きく育て、初夏の黄色い傘状花をそのまま結実させます。播種から採種まで 90〜100 日で、花後に種子が灰緑色から茶色に変わったら、こぼれる前に花房ごと刈り取ります。紙袋に入れて風通しのよい日陰で 1〜2 週間追熟・乾燥させてから振り落とし、ゴミを除いてよく乾かしてから密閉保存します。乾燥が足りないとカビが出ます。直根性で移植を嫌い、日当たりと水はけのよい場所を好みます。草丈が 1 メートル近くなるので、風の強い場所では支柱を添えます。こぼれ種でよく増えるので、翌年は勝手に生えてくることも多く、その株を残せば毎年採種できます。フェンネルとの交雑を避けるため離して植えます。
ディルシード用の特徴
- 種子収穫を目的とした栽培区分で品種名ではない
- 春まきで株間 25〜30 センチと広めに育てる
- 播種から採種まで 90〜100 日
- 種子が茶色くなったら花房ごと刈り取って追熟
- こぼれ種で翌年も生えてくる
向いている使い方
- 自家製ディルシードでピクルス
- ザワークラウトやパンの香りづけ
- 翌年用の自家採種
ディルの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはディルの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- ディルの種まき — ディルはセリ科の一年草で、直根が伸びるため直まきが基本です。春と秋にまけて、秋まきのほうがとう立ちしにくく長く採れます。
- ディルの水やりと追肥 — ディルは乾燥に強く過湿に弱いハーブです。肥料は控えめにし、花茎を摘み取ることで、葉の収穫期間を延ばします。
- ディルの収穫と保存 — ディルは葉・花・種の三つを使うハーブです。葉は花が咲く前の柔らかいうち、種は穂が茶色く色づいたら刈り取って乾かします。
- ディルの月別の作業 — ディルは秋まきで春に、春まきで初夏に葉を採り、夏に種を採る一年草です。関東平野部の露地を基準に月ごとの作業をまとめます。
- ディルの病害虫と障害 — ディルはセリ科を好むキアゲハとアブラムシが付きやすく、発芽直後の立枯れと梅雨の蒸れ、草丈が伸びてからの倒伏にも注意します。
- ディルの支柱と倒れ対策 — ディルは草丈六十センチから一メートルになる割に茎が細く、風雨で倒れます。支柱三本のひも囲いで倒れを防ぎ、倒れた後の立て直し方も紹介します。
「ディルシード用」の種を買う
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この品種を記録すると
アプリで作物に「ディル」、品種に「ディルシード用」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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