基本情報
- 系統・区分
- 山菜・和ハーブ/多年草
- 熟期
- 5〜6 月開花
- 育てやすさ
- ★★★★★(5 段階で 5)
多年草や木本が多い。半日陰・湿り気を好むものが多く、増えすぎや収穫年数に注意。
概要説明
ドクダミは東アジア原産のドクダミ科多年草で、日本全国の半日陰に自生し、十薬 (じゅうやく) の名で古くから民間薬やお茶に使われてきた和ハーブです。品種名ではなく種名です。草丈は 20〜40 センチ、ハート形の濃緑色の葉には独特の強い臭いがあり、5〜6 月に白い 4 枚の総苞片 (花びらのように見える部分) と中央の黄色い花穂からなる花を咲かせます。葉と茎を花期に刈り取って陰干ししたものがドクダミ茶で、乾燥させると臭いはほぼ消えます。生葉はベトナム料理の香味野菜にも使われます。半日陰と湿り気のある土を好み、日なたでも育ちますが葉が小さくなります。耐寒性・耐暑性ともに非常に強く、地下茎で四方に広がるため、畑に植えると抜いても抜いても出てくる厄介な雑草になります。育てるなら深めの鉢か、地中にしっかり仕切りを入れた場所に限り、鉢底から地下茎が逃げないよう受け皿を敷きます。成長は非常に速く、植え付け翌年から毎年刈り取れます。
ドクダミの特徴
- ドクダミ科の多年草で十薬の名で薬用にされてきた種名
- ハート形の葉に独特の強い臭い、乾燥すると消える
- 5〜6 月に白い総苞片と黄色い花穂の花
- 半日陰と湿り気を好み耐寒性・耐暑性が非常に強い
- 地下茎で広がり畑では雑草化する
- 鉢か仕切りのある場所に限って育てる
向いている使い方
- 花期に刈り取って陰干しし、お茶に
- 生葉をベトナム料理の香味野菜に
- 半日陰のグランドカバー
- 焼酎に漬けて化粧水やチンキに
ドクダミの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはドクダミの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- ドクダミの植え付け — ドクダミは地下茎で際限なく広がります。植える前に鉢か地面かを決め、広がりを止める仕切りを先に入れます。
- ドクダミの水やりと追肥 — ドクダミは乾燥で葉が固く小さくなります。土を乾かさない水やりと、春の少量の肥料で柔らかい葉を保ちます。
- ドクダミの収穫と乾燥 — 収穫の適期は5〜6月の開花期です。刈り取りから洗い、陰干し、保存までの手順と、生葉の使い分けを説明します。
- ドクダミの月別の作業 — ドクダミの一年は4月の芽出しから始まり、5〜6月の開花期が収穫の中心です。月ごとの作業を表にまとめます。
- ドクダミの病害虫と障害 — ドクダミは病害虫にきわめて強い植物です。困るのは蒸れによる葉の腐れと、広がりすぎによる周りの草花への影響です。
- ドクダミの増やし方 — ドクダミは地下茎を切って埋めるだけで増えます。株分け・地下茎の切り分け・挿し芽の三つの方法と、斑入り品種の注意点を説明します。
この品種を記録すると
アプリで作物に「ドクダミ」、品種に「ドクダミ」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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