基本情報
- 系統・区分
- 山菜・和ハーブ/多年草
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
多年草・山菜系。収穫まで年数がかかるものがあり、半日陰・湿り気・増えすぎ管理が重要。
概要説明
山ぶきは、山野に自生する野生のフキを指す呼び名で、栽培品種ではなく山菜として扱われます。栽培フキの愛知早生ふきに比べると葉柄は細くて長さ 30〜50 センチ、太さ 1 センチ前後で、赤みを帯びるものもあり、香りが強くアクも強めで、下ゆでして皮をむいてから煮物や佃煮にすると野趣のある味が楽しめます。葉は直径 15〜30 センチと小さめで、早春に出る花芽のふきのとうは栽培種より香りが強く、天ぷらやふき味噌に向きます。株分けや根株の植え付けで庭に移せば栽培でき、半日陰の湿った場所なら手間はかからず、地下茎で広がってよく増えます。寒さには非常に強く、寒冷地でも露地で越冬します。収穫は 4〜6 月に地際から葉柄を切り、ふきのとうは 2〜3 月のつぼみが開く前に採ります。注意点は、放任すると広がりすぎること、日照が強く乾燥する場所では葉柄が硬くなること、野生のふきのとうを採る際はよく似た有毒植物のハシリドコロと間違えないことです。栽培種より細いため、佃煮のきゃらぶきにすると細さが生きます。
山ぶきの特徴
- 山野に自生する野生のフキで栽培品種ではない
- 葉柄が細く長さ 30〜50 センチで赤みを帯びることもある
- 香りとアクが栽培種より強い
- ふきのとうの香りが強く天ぷらやふき味噌向き
- 寒さに非常に強く放任でよく増える
- 有毒植物のハシリドコロとの見分けが必要
向いている使い方
- 細さを生かしたきゃらぶき
- 下ゆでして煮物
- ふきのとうの天ぷらやふき味噌
- 半日陰の庭の宿根野菜
フキの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはフキの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- フキの植え付け — フキは種ではなく地下茎で植えます。半日陰の湿り気のある場所を選び、浅く寝かせて植えるのが基本です。
- フキの水やりと追肥 — フキの太さと柔らかさは、水が切れないかどうかで決まります。敷きわらと年二回の肥料で、株を大きく育てます。
- フキの月別の作業 — フキは一度植えると数年続く多年草です。月ごとにやることを並べ、収穫と株の手入れの時期を押さえます。
- フキの病害虫と障害 — フキは丈夫ですが、春のアブラムシと茎に潜る虫、夏の葉焼けが三つの山です。見分け方と手当てをまとめます。
- フキの収穫とアク抜き — フキは太さで採りごろを決め、株の三分の一以上を残します。えぐみは板ずりとゆでこぼしで抜きます。
- フキの増やし方 — フキは地下茎の株分けで増やします。三年から四年で混み合うので、掘り上げて植え直すと勢いが戻ります。
「山ぶき」の種を買う
3 つのお店で探す「フキ 山ぶき 種」
この品種を記録すると
アプリで作物に「フキ」、品種に「山ぶき」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
iPhone 対応(Android 版は準備中)。無料で使えます。