基本情報
- 系統・区分
- 柑橘・グレープフルーツ/白肉
- 熟期
- 4〜5 月
- 育てやすさ
- ★★☆☆☆(5 段階で 2)
常緑果樹。白肉系の代表品種。樹勢が強く暖地向き、低温には注意。
概要説明
マーシュはアメリカのフロリダで 19 世紀末に見つかった種なしのグレープフルーツで、白肉グレープフルーツの世界標準となった品種です。輸入されるホワイト系グレープフルーツの多くはマーシュかその系統で、果実は 300〜400 グラム、果肉は淡い黄色で、さわやかな苦みと酸味が特徴です。種はほとんど入りません。日本では 5 月に開花して翌年 4〜5 月に熟すため、在樹期間が 1 年近くあり、冬の寒さで果実が傷まない暖地でないと露地栽培は難しいです。冬の最低気温が氷点下 3 度を下回らない関東南部以西の海沿いが適地で、寒冷地では鉢植えにして冬は室内に取り込みます。自家結実性があり 1 本で実がつきます。樹勢は強く、庭植えでは 3 メートルを超えるので、家庭では主枝を整理して低く仕立てます。果実が大きく枝が垂れるため、支柱で支えます。
マーシュの特徴
- 白肉グレープフルーツの世界標準品種
- 果重 300〜400 グラムで種がほとんど入らない
- 淡黄色の果肉でさわやかな苦みと酸味
- 翌年 4〜5 月に熟し在樹期間が 1 年近い
- 冬の寒さに弱く暖地の海沿い向き
- 自家結実性があり 1 本で実がつく
向いている使い方
- 半分に切ってスプーンで生食
- ジュース
- サラダ・マリネ
グレープフルーツの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはグレープフルーツの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- グレープフルーツの苗選びと植え付け — グレープフルーツは温州ミカンより寒さに弱い柑橘です。苗の見方、鉢と地植えの決め方、春の植え付け手順をまとめます。
- グレープフルーツの剪定と整枝 — グレープフルーツは強く切ると実がつかず、放任すると樹が暴れます。三月の軽い剪定を基本に、樹の姿に合わせた切り方を説明します。
- グレープフルーツの水やりと肥料 — グレープフルーツは肥料を好み、夏に水を切らすと実が落ちます。春・夏・秋の施肥と、鉢と地植えで異なる水やりの目安をまとめます。
- グレープフルーツの月別の作業 — グレープフルーツは春に咲いて翌春に熟す、一年がかりの果樹です。関東の露地と鉢植えを前提に、月ごとの作業と目安をまとめます。
- グレープフルーツの病害虫と寒さ — グレープフルーツで多いのはアゲハの幼虫、カイガラムシ、かいよう病、そして冬の寒さによる落葉です。見分け方と手当てをまとめます。
- グレープフルーツの収穫と保存 — グレープフルーツは色づいてから酸味が抜けるまで時間がかかります。収穫の見極め、寒さとの兼ね合い、追熟と保存の方法をまとめます。
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この品種を記録すると
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