基本情報
- 系統・区分
- 柑橘・グレープフルーツ/赤肉
- 熟期
- 4〜5 月
- 育てやすさ
- ★★☆☆☆(5 段階で 2)
常緑果樹。赤肉が濃い系統。暖地向きで寒害に注意。
概要説明
スタールビーはテキサスで 1970 年に発表された濃い赤肉のグレープフルーツで、放射線処理した種から生まれた品種です。果肉はルビーよりはるかに濃い赤で、輸入されるピンク系グレープフルーツの多くがこの品種です。苦みが少なく甘みが強く、酸味は穏やかで、グレープフルーツの中では最も食べやすい部類に入ります。果実は 300〜350 グラムとやや小ぶりで、皮は薄く、種はほとんど入りません。樹勢が弱く、他のグレープフルーツより樹が小さくまとまる一方、日焼けや根の病気に弱く、栽培はやや気難しいとされます。日本では 4〜5 月に熟し、冬を樹上で越すため露地栽培は関東南部以西の暖地の海沿い向きで、寒冷地では鉢植えで冬に室内へ取り込みます。自家結実性があり 1 本で実がつきます。樹が小さめなので、家庭では鉢植えで育てやすいグレープフルーツです。
スタールビーの特徴
- 最も濃い赤肉のグレープフルーツで輸入ピンク系の主力
- 苦みが少なく甘みが強い
- 果重 300〜350 グラムで皮が薄く種がほとんどない
- 樹勢が弱く小さくまとまり鉢植え向き
- 日焼けや根の病気にやや弱い
- 自家結実性があり 1 本で実がつく
向いている使い方
- 皮をむいて生食
- ジュース
- 鉢植え栽培向き
グレープフルーツの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはグレープフルーツの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- グレープフルーツの苗選びと植え付け — グレープフルーツは温州ミカンより寒さに弱い柑橘です。苗の見方、鉢と地植えの決め方、春の植え付け手順をまとめます。
- グレープフルーツの剪定と整枝 — グレープフルーツは強く切ると実がつかず、放任すると樹が暴れます。三月の軽い剪定を基本に、樹の姿に合わせた切り方を説明します。
- グレープフルーツの水やりと肥料 — グレープフルーツは肥料を好み、夏に水を切らすと実が落ちます。春・夏・秋の施肥と、鉢と地植えで異なる水やりの目安をまとめます。
- グレープフルーツの月別の作業 — グレープフルーツは春に咲いて翌春に熟す、一年がかりの果樹です。関東の露地と鉢植えを前提に、月ごとの作業と目安をまとめます。
- グレープフルーツの病害虫と寒さ — グレープフルーツで多いのはアゲハの幼虫、カイガラムシ、かいよう病、そして冬の寒さによる落葉です。見分け方と手当てをまとめます。
- グレープフルーツの収穫と保存 — グレープフルーツは色づいてから酸味が抜けるまで時間がかかります。収穫の見極め、寒さとの兼ね合い、追熟と保存の方法をまとめます。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「グレープフルーツ」、品種に「スタールビー」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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