基本情報
- 系統・区分
- 香味ハーブ・ホップ/ノーブル系
- 熟期
- 8 月下旬〜9 月上旬
- 育てやすさ
- ★★☆☆☆(5 段階で 2)
地下茎苗。ドイツ系ホップ。高温多湿では病害に注意。
概要説明
ハラタウは、ドイツ・バイエルン州のハラタウ地方で古くから栽培されてきたホップの伝統品種で、正式にはハラタウアー・ミッテルフリューと呼ばれるノーブルホップです。苦み成分が少なく、穏やかな花と草の香りにわずかなスパイス感があり、ドイツのラガーやヴァイツェンの香りづけに使われます。つるは 1 シーズンで 4〜6 メートル伸び、毬花は小さめで、8 月下旬から 9 月上旬に収穫します。樹勢はやや弱く収量も少なめで、冷涼な気候を好むため、日本の高温多湿の夏では病気が出やすく、家庭栽培では中級者向けです。雌株のみが根株や苗で流通し、日当たりと深く肥沃な土、高い支柱かネットが必要です。耐寒性は非常に強く、冬は地上部が枯れて根株で越冬します。べと病とうどんこ病にとくに注意し、下葉を整理して風通しを確保します。株が充実する 2〜3 年目から収穫でき、毬花はすぐに乾燥させて密閉し冷凍保存します。日本ではザーツと並ぶノーブルホップとして苗が流通しますが、入手先は限られます。
ハラタウの特徴
- ドイツのハラタウ地方の伝統品種でノーブルホップの代表
- 苦み成分が少なく穏やかな花と草の香り
- つるの伸びは 4〜6 メートルで毬花は小さめ
- 樹勢がやや弱く収量は少なめ
- 冷涼な気候を好み日本の夏では病気が出やすい
- 8 月下旬から 9 月上旬に収穫
向いている使い方
- 自家醸造のドイツ系ラガーやヴァイツェンに
- 毬花を乾燥してハーブティーに
- 緑のカーテンとして楽しむ
ホップの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはホップの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- ホップの苗選びと植え付け — ホップは種からではなく雌株の根株や苗から育てるつる性の多年草です。三月から四月に日当たりのよい場所へ深く植え、一年目は株を育てることに専念します。
- ホップの支柱と誘引 — ホップは一株から多くの芽が出ますが、太いつるを三本から四本に絞って支柱へ誘引すると毬花が充実します。つるは時計回りに巻く性質があるので、向きを合わせて巻き付けます。
- ホップの水やりと追肥 — ホップは五月から七月に一日十センチ以上伸び、水を大量に使います。この時期は乾かさず、肥料は伸び始めと毬花が付く前の二回に絞って与えます。
- ホップの収穫と保存 — ホップの毬花は八月下旬から九月に、触るとかさかさ音がして黄色い粉が見えるころが収穫の適期です。摘んだらすぐ乾かし、密閉して冷凍すると香りが持ちます。
- ホップの月別の作業 — ホップは春に芽が出て夏に五メートル以上伸び、九月に毬花を穫り、冬は地上部が枯れます。多年草として毎年繰り返す月ごとの作業を表にまとめました。
- ホップの病害虫と障害 — ホップは高温多湿の日本の夏でべと病とハダニが出やすい作物です。下葉の除去と風通しで予防し、症状から原因を見分けて早めに対処します。
「ハラタウ」の種を買う
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この品種を記録すると
アプリで作物に「ホップ」、品種に「ハラタウ」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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