基本情報
- 系統・区分
- 香味ハーブ・ホップ/国内系
- 生産者
- 国内育成系
- 熟期
- 早生 (8 月中下旬)
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
地下茎苗。日本のビール用ホップ品種として知られる。冷涼地向き。
概要説明
信州早生は、長野県で育成された日本の代表的なホップ品種で、国内の大手ビール会社が契約栽培で使ってきた国産ホップの主力です。名前のとおり早生で、8 月中旬から下旬に収穫でき、日本の気候に合わせて選抜されているため、海外品種より夏の高温多湿に耐え、病気にも比較的強いのが家庭栽培での大きな利点です。香りは穏やかで、苦みも中程度のバランス型で、ラガー系のビールに向きます。つるは 1 シーズンで 5〜7 メートル伸び、毬花は中くらいの大きさです。雌株のみが根株や苗で流通しますが、流通量は少なく、ホップ苗を扱う専門の生産者や園芸店で探す必要があります。日当たりと深く肥沃な土、高い支柱かネットが必要です。耐寒性は非常に強く、冬は地上部が枯れて根株で越冬します。株が充実する 2〜3 年目から本格的に収穫でき、毬花はすぐに乾燥させて密閉し冷凍保存します。日本で育てるなら、まず候補に入れたい品種です。
信州早生の特徴
- 長野県育成の国産ホップの主力品種
- 早生で 8 月中旬から下旬に収穫
- 日本の高温多湿に耐え病気に比較的強い
- 香りは穏やかで苦みも中程度のバランス型
- 流通量が少なく苗の入手先は限られる
向いている使い方
- 自家醸造のラガー系ビールに
- 日本の気候で作りやすいホップとして
- 緑のカーテンとして楽しむ
ホップの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはホップの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- ホップの苗選びと植え付け — ホップは種からではなく雌株の根株や苗から育てるつる性の多年草です。三月から四月に日当たりのよい場所へ深く植え、一年目は株を育てることに専念します。
- ホップの支柱と誘引 — ホップは一株から多くの芽が出ますが、太いつるを三本から四本に絞って支柱へ誘引すると毬花が充実します。つるは時計回りに巻く性質があるので、向きを合わせて巻き付けます。
- ホップの水やりと追肥 — ホップは五月から七月に一日十センチ以上伸び、水を大量に使います。この時期は乾かさず、肥料は伸び始めと毬花が付く前の二回に絞って与えます。
- ホップの収穫と保存 — ホップの毬花は八月下旬から九月に、触るとかさかさ音がして黄色い粉が見えるころが収穫の適期です。摘んだらすぐ乾かし、密閉して冷凍すると香りが持ちます。
- ホップの月別の作業 — ホップは春に芽が出て夏に五メートル以上伸び、九月に毬花を穫り、冬は地上部が枯れます。多年草として毎年繰り返す月ごとの作業を表にまとめました。
- ホップの病害虫と障害 — ホップは高温多湿の日本の夏でべと病とハダニが出やすい作物です。下葉の除去と風通しで予防し、症状から原因を見分けて早めに対処します。
「信州早生」の種を買う
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この品種を記録すると
アプリで作物に「ホップ」、品種に「信州早生」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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