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金柑の実が割れる・腐る・変形する原因と対処

金柑で、実の先が黒く腐る、皮が割れる、形がいびつ、中が空洞。実のトラブルは病気より水分・カルシウム・受粉などの生理障害が多く、対処は栽培管理側にあります。

まず確認すること

金柑の実が割れる・腐る・変形するとき、まず確認することは?

  • 腐りが実の先端 (花落ち部) からか、傷からか
  • 割れる前に急な大雨や水やりのムラがなかったか
  • 花が咲いた時期の気温と受粉の状態

金柑の病害虫ガイドから

金柑の病害虫と障害のガイドにある見分け表のうち、この症状に当たる行です。

症状考えられる原因急ぎ度
実が突然落ちる水切れか過湿水やりを見直す
症状原因翌年への直し方
夏〜秋に実が落ちる水切れ、実のつけ過ぎ七月から週一回の水やりと摘果
実に亀裂が入る乾燥後の急な大雨乾燥期に少しずつ水を与える
実が小さいまま色づく肥料不足か実の多過ぎ六月の施肥と摘果を徹底する

金柑の病害虫と障害を読む

まず疑う 3 件

金柑に記録のある病害虫から、金柑か同じ仲間の作物で症状が合うものを先に並べています。症状だけで原因は確定できないため、見分け方と対処をリンク先で確かめてください。

黒点病

果実や葉に黒褐色の微小な点が散在し、涙斑状や砂粒状に密集することもある。多発すると果面がざらつき、外観価値が大きく下がる。

病害虫の一般的な症状です。

黒点病の見分け方と対処を見る

すす病

葉表や枝、果実の表面に黒いすす状のかびが薄く広がる。組織自体は侵されないが、光合成が妨げられ外観も著しく悪くなる。

病害虫の一般的な症状です。

すす病の見分け方と対処を見る

カミキリムシ類

幹の地際や枝の分岐部に木くず状の フラス が排出される。内部が空洞化して樹勢が衰え、強風で幹が折れることがある。

病害虫の一般的な症状です。

カミキリムシ類の見分け方と対処を見る

そのほかの原因

  • ハマキムシ類 — 葉が筒状や二つ折りに綴じられ、開くと中に緑色や褐色の幼虫がいる。新芽や果実の表面もかじられ、生育が乱れる。
  • カメムシ類 — 果実に小さな刺し跡ができ、そこがへこんだりスポンジ状に変色する。
  • シンクイムシ類 — 果実の表面に小さな食入孔と樹脂状の分泌物や糞が付く。新梢では先端が萎れて枯れ、内部が空洞になる。
  • 斑点細菌病 — 葉に水浸状の小斑ができ、のちに褐色になって周囲が黄化する。果実にも水浸状やかさぶた状の斑点ができ、そこから腐敗が進む。
  • 灰色かび病 — 花や果実、葉に水浸状の褐色病斑ができ、表面に灰色のふわふわしたかびを密生する。果実は軟腐して落果し、収穫後も貯蔵中に腐敗が進む。
  • 疫病 — 葉に暗緑色の水浸状病斑ができ、急速に拡大して褐色に枯れる。葉裏や病斑周縁に白いかびを生じ、茎や果実にも黒褐色の病斑が広がる。
  • 炭疽病 — 葉や果実に淡褐色〜黒褐色の円形病斑ができ、中央がややくぼんで輪郭がはっきりする。湿ると病斑上に鮭肉色の粘質な胞子塊がにじみ出る。
  • 白絹病 — 地際の茎が水浸状に腐り、白い絹糸のような菌糸が株元と周囲の土表に広がる。やがて菜種粒大の褐色の菌核ができ、株は急速に萎凋枯死する。

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