基本情報
- 系統・区分
- 夏・日本朝顔/茶色花
- 熟期
- 7 月〜9 月
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
種子繁殖。えび茶色の花が有名な伝統系。真正性・系統確認が必要。
概要説明
団十郎は江戸時代から伝わる茶色の花のあさがおで、歌舞伎の市川団十郎が好んだ柿色(海老茶色)にちなんで名づけられました。花径は 10〜12 センチ、花色は赤みを帯びた茶色で中心が白く抜け、葉は黄緑色の蝉葉と呼ばれる丸い葉になります。他の花色にはない渋い色合いで、変化あさがおの愛好家に古くから珍重されてきました。ただし団十郎の名で流通する種は、本来の系統ではなく茶色系の別品種が混ざっていることがあり、正統な系統は愛好会や専門家から入手するのが確実です。本来の団十郎は種ができにくく、毎年少しずつしか採れないため貴重です。栽培は日本あさがおと同じで、5 月上旬から中旬にまき、種皮に傷をつけて発芽をそろえ、つるを行灯仕立てにします。開花期は 7 月から 9 月。日当たりと水はけのよい場所で、夏は朝夕の水やりが必要です。茶色の花色は気温が高いと赤みが強く、涼しくなると茶色が深まるので、9 月の花が最も本来の色に近くなります。
団十郎の特徴
- 江戸時代から伝わる海老茶色の花径 10〜12 センチ
- 市川団十郎の柿色にちなむ伝統品種
- 葉は黄緑色の丸い蝉葉
- 本来の系統は種ができにくく貴重
- 流通種に別品種が混ざることがある
- 涼しくなると茶色が深まる
向いている使い方
- 行灯仕立ての鉢植え
- 変化あさがおの観賞
- 伝統品種の保存栽培
- 秋の色を楽しむ観賞
あさがおの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはあさがおの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- あさがおの種まきと芽切り — 種の皮が硬いので、芽切りと地温をそろえるだけで発芽日がぴたりと合います。
- あさがおのつると支柱 — つるは自分で巻く向きが決まっています。逆らわない誘引が形を決めます。
- あさがおの水やりと追肥 — 夏は朝が基本、夕方は必要なときだけ。追肥は葉の色を見て決めます。
- あさがおの花のしくみ — 花は日の長さで決まります。咲かない原因の大半は肥料と日照です。
- あさがおの観察と自由研究 — 毎日同じ測り方で記録すると、日長と花の関係まで見えてきます。
- あさがおの月別の作業 — 何月に何をするかを、株のようすと地域差にあわせて一年分たどります。
「団十郎」の種を買う
3 つのお店で探す「あさがお 団十郎 種」
この品種を記録すると
アプリで作物に「あさがお」、品種に「団十郎」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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