基本情報
- 系統・区分
- 山菜・和ハーブ/多年草
- 育てやすさ
- ★★★★★(5 段階で 5)
多年草や木本が多い。半日陰・湿り気を好むものが多く、増えすぎや収穫年数に注意。
概要説明
ニシヨモギは南西諸島から九州南部に分布するヨモギの仲間で、これも品種名ではなく分類上の名。葉はやや厚みがあり、切れ込みが浅めで丸みを帯びる。香りはヨモギの系統らしい清涼感がありつつ苦みが穏やかで、沖縄では汁物や炊き込みご飯に生のまま入れる使い方が根づいている。強い暑さと湿気に耐え、霜の降りない地域では一年中葉を収穫できる常緑の姿になる。反面、寒冷地では冬に地上部が傷むので、鉢上げして軒下に取り込むと安心。増え方は他のヨモギと同じで地下茎による横走りが旺盛なため、地植えにするなら広がってよい場所を選ぶ。日当たりのよい乾き気味の場所を好み、肥料はほとんど要らない。柔らかい先端を摘み取り、硬くなった枝は刈り戻して更新する。
ニシヨモギの特徴
- 南西諸島から九州南部に分布する暖地性のヨモギ
- 葉が厚めで切れ込みが浅く丸みを帯びる
- 苦みが穏やかで生のまま料理に使える
- 暑さと湿気に強く暖地では常緑で越冬する
- 寒冷地では冬に地上部が傷むため鉢上げが安全
- 地下茎の横走りが旺盛で植え場所を選ぶ
向いている使い方
- 汁物に生のまま入れる
- 炊き込みご飯の香りづけ
- 天ぷらや和え物
- 乾燥させてお茶に
ヨモギの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはヨモギの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- ヨモギの株の入手と植え付け — ヨモギは野で採った株か苗から始めるのが早道です。地下茎で際限なく広がるので、植える前に鉢か仕切った区画を用意します。
- ヨモギの水やりと追肥 — ヨモギは放任でも育ちますが、鉢植えは水切れと根詰まりで葉が固くなります。水と肥料を控えめにし、刈り込みで柔らかい葉を保つ管理です。
- ヨモギの収穫と保存 — 草餅に使う若葉は三月から五月、お茶や入浴剤用の葉は六月まで。摘む時期で使い道が変わるので、時期ごとの摘み方と保存法をまとめました。
- ヨモギの月別の作業 — 三月から五月の若葉摘み、夏の刈り込み、秋の花茎刈り、冬の休眠。ヨモギの一年を月ごとの作業と株の姿でまとめました。
- ヨモギの病害虫と障害 — ヨモギは病気に強い草ですが、新芽のアブラムシ、葉の虫こぶ、そして株の広がりすぎが悩みになります。見た目から原因を見分けて対処します。
- ヨモギの増やし方 — ヨモギは地下茎を切り分けるだけで簡単に増えます。株分け、地下茎の切り分け、挿し芽、種の四つの方法を、目的に合わせて使い分けます。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「ヨモギ」、品種に「ニシヨモギ」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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