基本情報
- 系統・区分
- 漬け菜・長野在来
- 熟期
- 秋播き冬どり
- 種類
- 固定種
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
種子繁殖。漬物向きの大型葉菜。寒さに当てると風味が出やすい。
概要説明
野沢菜は長野県野沢温泉村を発祥とする漬け菜で、江戸時代中期に村の寺の住職が京都から持ち帰った天王寺蕪の種から始まったと伝わる在来の地方品種です。カブの仲間ですが根はほとんど太らず、長さ 60〜90 センチにもなる長い葉柄と葉を食べます。葉は淡緑でやわらかく、繊維が少ないため漬物にしたときの歯ざわりが軽く、霜に当たると甘みが増して独特の香りが立ちます。草姿は株元から葉が立ち上がる立性で、株が大きくなる分だけ株間は 30 センチ前後と広めに取ります。作型は 9 月上中旬に播き、11 月から 12 月に霜を数回受けてから収穫する秋播き冬どりが基本で、冷涼な気候を好み暖地では葉がやや硬めになります。作りやすさは中程度で、発芽と初期生育は早く、深めのプランターでも小株どりならできます。注意点は秋の播き遅れで株が小さく終わること、アブラムシとコナガの食害、そして春に向けて放置するととう立ちすることです。
野沢菜の特徴
- 長野県野沢温泉村発祥の在来の地方品種
- 葉柄が 60〜90 センチに伸び根は太らない
- 霜に当たると甘みと香りが増す
- 繊維が少なく漬物の歯ざわりが軽い
- 秋播き冬どりで冷涼地向き
- 株間 30 センチ前後と広めに取る
向いている使い方
- 野沢菜漬けに
- 浅漬けやおやきの具に
- 炒め物や油炒めに
野沢菜の育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめは野沢菜の育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- 野沢菜の種まきと間引き — 野沢菜は秋まき専用の漬け菜です。まく時期が半月ずれると太らないので、地域ごとの適期を守って三回に分けて間引きます。
- 野沢菜の水やりと追肥 — 野沢菜は大きく育つぶん肥料を切らすと途中で止まります。間引きに合わせて追肥し、土寄せで倒れを防ぎます。
- 野沢菜の月別の作業 — 野沢菜は秋の三か月で仕上げる作物です。八月の土作りから十二月の漬け込みまでを月ごとの表にまとめました。
- 野沢菜の病害虫と障害 — 野沢菜の被害は九月の虫と、同じ場所で作り続けたときの根こぶ病がほとんどです。どちらも先手で防げます。
- 野沢菜の収穫と漬け込み — 野沢菜は穫ったあとの洗いと下漬けまでが仕事です。株ごと切り、根元を割ってから漬けると味がそろいます。
この品種を記録すると
アプリで作物に「野沢菜」、品種に「野沢菜」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
iPhone 対応(Android 版は準備中)。無料で使えます。