基本情報
- 系統・区分
- 野菜・葉菜/スプラウト/宿根野菜
- 収穫までの日数
- 約 35 日
- 種類
- 固定種
- 育てやすさ
- ★★★★★(5 段階で 5)
家庭菜園向き。短期収穫、葉物、軟白、宿根など用途差が大きいのでsegmentで分類。
概要説明
オカノリはアオイ科の一年草で、葉を火であぶると海苔のような香りが立つことから「陸の海苔」と名付けられた古くからの葉物です。中国原産のフユアオイの栽培型にあたり、日本では奈良時代から食べられてきましたが、いまは種苗店で種を求めて家庭菜園で作るのが中心です。葉は径 5〜10 センチの丸い掌状で、縁が細かく波打ち、ゆでると粘りが出てオクラやモロヘイヤに似たとろみと穏やかな甘みが楽しめます。草丈は放任すると 1 メートル近くに伸びますが、家庭菜園では 20〜30 センチで摘芯し、脇芽の先端 10 センチほどを繰り返し摘み取って収穫します。作型は春播きと秋播きの両方ができ、4 月から 9 月まで随時播けて 30〜40 日で収穫が始まります。暑さと乾燥に強く、深さ 20 センチのプランターでも育つため作りやすさは高い部類です。注意点は、葉が固くなる前に若いうちに摘むこと、夏に水切れすると葉が小さくなること、こぼれ種でよく増えることです。
オカノリの特徴
- 火であぶると海苔の香りがする葉物
- フユアオイの栽培型で奈良時代から利用
- ゆでると粘りが出てとろみが楽しめる
- 摘芯後は脇芽を 30〜40 日周期で繰り返し収穫
- 春播きと秋播きの両方ができ暑さに強い
- こぼれ種でよく増える
向いている使い方
- あぶって海苔の代わりに
- おひたしや和え物に
- 味噌汁の具に
- プランターで手軽に育てる
オカノリの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはオカノリの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- オカノリの種まきと間引き — オカノリの種は皮が硬く、そのままではまばらに芽が出ます。一晩水につけてからまき、二回の間引きで株間を作ります。
- オカノリの摘心と枝作り — オカノリは放つと一メートル以上に伸びて葉が硬くなります。早めに先を止め、脇の芽を出させて収穫を長く続けます。
- オカノリの水やりと追肥 — オカノリは葉を摘むたびに力を使います。収穫のあとに追肥を重ね、夏は乾かさないことでやわらかい葉が続きます。
- オカノリの月別の作業 — オカノリの一年の作業を月ごとにまとめました。春にまいて摘心を重ね、夏から秋まで長く葉を摘み続ける流れです。
- オカノリの病害虫と障害 — オカノリは丈夫ですが、乾いた夏にハダニが、春秋にアブラムシが付きます。症状から原因を切り分けて手当てします。
- オカノリの収穫と保存 — オカノリは先端のやわらかい部分を摘み取ります。採るほど脇の芽が増え、六月から十月まで収穫が続きます。
この品種を記録すると
アプリで作物に「オカノリ」、品種に「オカノリ」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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