科: ナス科属: ツクバネアサガオ属
栽培カレンダー
関東地方の目安です。地域と品種で前後します。実際の日付は記録に残しましょう。
ペチュニアを詳しく知る
項目ごとに 1 ページで掘り下げています。いま知りたいところから読んでください。
記録しておきたいタイミング
植えた日
初夏から秋まで長く咲きます。植えた日を残すと翌年の準備時期が決まります。
切り戻した日
梅雨前と真夏の 2 回、半分ほどに切ると秋まで咲き続けます。切り戻しの日と、その後の復活の早さを残します。
追肥の間隔
花数が多いぶん肥料を消費します。液肥の頻度と花つきを並べて残します。
花がら摘みの習慣
こまめに摘むほど咲きます。始めた日を残しておきます。
長く咲かせるコツ
ペチュニアを育てるうえで、うまくいくかどうかを分ける勘所です。暦や病害虫の前に、ここだけ押さえておくと結果が変わります。
植えて2週間で先端を摘む
1本立ちのまま伸ばすと株の中心が空きます。早めに摘心してわき芽を4〜5本出させると、鉢を覆うように横へ広がります。
雨の当たらない軒下に置く
花弁が薄く、雨に打たれると溶けて灰色に傷みます。八重咲きはとくに弱いので、鉢は軒下やベランダの奥へ動かします。
酸性寄りの用土で育てる
土がアルカリ性に傾くと鉄を吸えず新芽が黄色くなります。ピートモスを含む培養土を使い、石灰は加えないでおきます。
こまめに挿し芽で更新する
摘んだ枝を挿すと2週間ほどで根が出ます。夏に株が疲れる前に若い苗を作っておくと、秋にもう一鉢きれいに仕立てられます。
水は朝のうちに与える
夏は昼過ぎに水切れして花が萎れます。朝に鉢底から流れるまで与えれば日中もつので、夕方の追加は控えめで済みます。
ペチュニアの栽培をはじめるのに用意するもの
これから育てるなら、まず次の 4 つがあれば始められます。作業ごとに要るものは、各解説のページにまとめています。
- 草花用の培養土探す言葉「草花 培養土 元肥入り」
- 規格の目安
- 元肥入り、水はけ重視の配合。14〜25L の袋。
- 数量の目安
- 8 号鉢 1 個で約 8L、65cm プランターで 12〜15L。
野菜用より肥料分が控えめで、花を咲かせる草花に合います。まず 1 袋あれば足ります。
- 緩効性肥料(置き肥)探す言葉「緩効性肥料 草花 置き肥」
- 規格の目安
- 2〜3 か月効く粒状。リン酸の比率が高いもの。
- 数量の目安
- 8 号鉢に 10〜15g を 2〜3 か月ごと。
置いておくだけで効くので、水やりのたびに考えずに済みます。
- 花がら摘み用のはさみ探す言葉「園芸ばさみ 花がら摘み」
- 規格の目安
- 刃渡り 3〜5cm、先の細いもの。
咲き終わった花を摘み続けるかどうかで、花期の長さが変わります。いちばん手に取る道具です。
- ジョウロ(ハス口付き)探す言葉「ジョウロ 5L ハス口 外せる」
- 規格の目安
- 容量 4〜5L。ハス口を外せるもの。
花を濡らさずに株元へ注げます。花に水がかかると、その花は早く終わります。
- 道具のセット買いは要りません。使う場面が来てから足すほうが無駄になりません。
- 鉢は新品でなくてもかまいません。洗って日に当てれば繰り返し使えます。
ペチュニアの病害虫(19)
ペチュニアでの症状・予防・対処を、重要度の高い順に並べています。
アブラムシ類
主要害虫
時期 春〜初夏(4〜6月)出る場所 新芽・つぼみ出やすい条件 暖かくなる時期
症状 新芽やつぼみに群生し、べたつきます。すす病で黒くなります。
予防 植え付け時の粒剤や、こまめな観察。
対処 水で流すか捕殺します。
病原・原因(この病名で報告のあるもの): アブラムシ類、Nasonovia ribisnigri
徒長
主要生理障害
時期 初夏〜盛夏(6〜8月)出る場所 茎・節間出やすい条件 梅雨の日照不足。切り戻しをしないとき
症状 茎が長く伸びて中心がスカスカになり、先端にしか花が咲かなくなります。
予防 梅雨前と夏に切り戻すのが基本の管理です。伸ばしっぱなしにしないこと。
対処 株の半分〜1/3 に切り戻し、追肥します。2〜3 週間で新しい枝に花が咲きます。
ペチュニアは切り戻しを 2 回すると秋まで咲きます。これが最大のコツです。
灰色かび病
主要病気
時期 梅雨(6〜7月)出る場所 花・茎出やすい条件 雨が続くとき。花がらを残したとき
症状 花が茶色く溶けるように傷み、灰色のカビが生えます。茎まで広がると株が枯れ込みます。
予防 ペチュニアは花が雨に弱い植物です。軒下に置き、花がらをこまめに摘みます。
対処 傷んだ花と茎を取り除きます。梅雨前に切り戻しておくと、株が蒸れずに乗り切れます。
ペチュニアの梅雨越しは「切り戻し」と「雨よけ」で決まります。
病原・原因(この病名で報告のあるもの): Botryotinia fuckeliana、Botrytis cinerea、Botrytis galanthina ほか2
ヨトウムシ
主要害虫
時期 春〜秋(5〜10月)出る場所 葉・花出やすい条件 暖かい時期
症状 夜のうちに葉や花が食べられます。昼は株元に隠れています。
予防 株元の土を確認し、卵塊を取ります。
対処 夜に捕殺するか、株元を掘って探します。
病原・原因(この病名で報告のあるもの): ヨトウガ
うどんこ病
よくある病気
時期 春・秋(5月、9〜10月)出る場所 葉出やすい条件 乾燥と株の混み合い
症状 葉に白い粉状のカビが広がります。
予防 切り戻しで風を通します。
対処 発病葉を取り除きます。
病原・原因(この病名で報告のあるもの): Blumeria graminis f. sp. hordei、Blumeria graminis f. sp. secalis、Blumeria graminis f. sp. tritici ほか59
ほかに報告のある病害虫(14)
ペチュニアで発生の報告がある病害虫です。病害虫辞典に説明があるものは、名前から症状・予防・対処を開けます。
よくあるトラブル
梅雨に株が蒸れて腐る
雨に弱い花です。梅雨前に切り戻して風通しを作り、軒下に移せると安心です。
夏に花が減って間延びする
切り戻し時です。思い切って半分に切ると、2〜3 週間で再び咲きます。
つぼみに穴が開いている
オオタバコガの幼虫です。つぼみを食べます。見つけたら取り除きます。
葉がベタつき黒くなる
アブラムシの排泄物にすす病が出ています。原因のアブラムシを退治します。
品種一覧(14)
Gadenin の作物マスタに登録されているペチュニアの品種です。アプリで Plant を登録するときに候補として出てきます。
さ1
は1
その他12
ペチュニアの動画ランキング
ペチュニアを扱う園芸 YouTube を、再生数の伸びで毎日集計しています。育て方を動画で確かめたいときに。
この作物でよく出る用語
本文に出てくる言葉の意味は、園芸用語集で短く説明しています。
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