基本情報
- 系統・区分
- 次点・マルメロ/海外定番
- 熟期
- 秋
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
自家結実性あり〜ややあり。果実は硬く生食不可、ジャム・果実酒向け。冷涼地向き。
概要説明
スミルナはトルコに由来する大果のマルメロで、海外の産地で長く作られてきた定番品種。果実は 500 グラムを超えることもある洋なし形で、表面は黄金色に熟し、細かな綿毛におおわれる。生では硬く渋みがあって食べられないが、砂糖と一緒に煮ると鮮やかな赤みが出て、強い芳香が立つ。この香りの高さがマルメロを育てる最大の理由といえる。樹は 3 メートルほどの落葉小高木で、春に淡いピンクの花を咲かせ、庭木としても見応えがある。自家結実性があるので一本でも実がつく。日当たりと水はけを好み、耐寒性も十分。ただし枝や葉に赤星病や黒星病が出やすく、雨の多い年は落葉が早まるので、風通しをよくして混んだ枝を抜いておく。
スミルナの特徴
- 果重 500 グラムを超えることもある大果
- 熟すと黄金色になり細かな綿毛をまとう
- 生食できず加熱調理で真価が出る
- 煮ると赤みが出て強い芳香が立つ
- 樹高 3 メートルほどで一本でも実がつく
- 赤星病や黒星病が出やすく風通しが要る
向いている使い方
- 砂糖で煮てジャムに
- 果実酒に漬ける
- はちみつ漬けや砂糖漬けに
- 春の花を楽しむ庭木として
マルメロの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはマルメロの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- マルメロの植え付け — 寒さに強く、涼しい地域でよく育つ果樹です。カリンと混同しないよう確かめてから、落葉期に植えます。
- マルメロの剪定と仕立て — 花は短い枝の先につきます。長い枝を減らし短い枝を残す冬の剪定で、毎年実らせる形を作ります。
- マルメロの水やりと追肥 — 丈夫な木ですが、実を大きくするには摘果と袋かけが要ります。水やりと肥料の目安と合わせてまとめます。
- マルメロの月別の作業 — 五月の開花と十月の収穫を軸に、月ごとの作業を一覧にします。六月の摘果と袋かけが要です。
- マルメロの病害虫と障害 — 近くのビャクシンから来る赤星病と、実に入るシンクイムシが大敵です。症状から原因を切り分けます。
- マルメロの収穫と加工 — 生では硬く渋い実です。黄色く色づき香りが立ったら採り、追熟させてジャムや果実酒にします。
「スミルナ」の苗木を買う
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この品種を記録すると
アプリで作物に「マルメロ」、品種に「スミルナ」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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