基本情報
- 系統・区分
- 次点・マルメロ/大果
- 熟期
- 秋
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
自家結実性あり〜ややあり。大果で香りが強く加工向け。冷涼地向き。
概要説明
ポルトガルは名のとおりイベリア半島に由来するとされるマルメロで、大きな果実と加工したときの色の出方に定評がある。果実は洋なし形で、他の品種より縦に長く、表面の綿毛が少なめ。煮たときに赤みが濃く出るため、ジャムやペーストにすると見栄えがよい。果肉はやや柔らかめで火の通りが早いのも加工向きな理由。樹はやや大きくなり、枝が伸びやすいので剪定で高さを抑える。自家結実するので一本植えでも実がつく。耐寒性は他のマルメロよりやや劣るとされ、寒風の当たる場所では枝が傷むことがあるので、風を避けた日当たりのよい場所を選ぶ。病害では葉に斑点が出やすいので、落ち葉を片づけて越冬源を残さないようにする。
ポルトガルの特徴
- 縦に長い大きな洋なし形の果実
- 表面の綿毛が少なめ
- 煮ると赤みが濃く出て見栄えがよい
- 果肉がやや柔らかく火の通りが早い
- 耐寒性はやや劣り寒風を避けたい
- 落ち葉を片づけて葉の病気を防ぐ
向いている使い方
- ジャムやペーストに
- コンポートに
- 果実酒に漬ける
- 庭木として植える
マルメロの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはマルメロの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- マルメロの植え付け — 寒さに強く、涼しい地域でよく育つ果樹です。カリンと混同しないよう確かめてから、落葉期に植えます。
- マルメロの剪定と仕立て — 花は短い枝の先につきます。長い枝を減らし短い枝を残す冬の剪定で、毎年実らせる形を作ります。
- マルメロの水やりと追肥 — 丈夫な木ですが、実を大きくするには摘果と袋かけが要ります。水やりと肥料の目安と合わせてまとめます。
- マルメロの月別の作業 — 五月の開花と十月の収穫を軸に、月ごとの作業を一覧にします。六月の摘果と袋かけが要です。
- マルメロの病害虫と障害 — 近くのビャクシンから来る赤星病と、実に入るシンクイムシが大敵です。症状から原因を切り分けます。
- マルメロの収穫と加工 — 生では硬く渋い実です。黄色く色づき香りが立ったら採り、追熟させてジャムや果実酒にします。
「ポルトガル」の苗木を買う
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この品種を記録すると
アプリで作物に「マルメロ」、品種に「ポルトガル」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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