基本情報
- 系統・区分
- 花蕾野菜・カリフラワー系/緑
- 熟期
- 夏播き冬どり
- 収穫までの日数
- 約 100 日
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
種子繁殖。幾何学的な黄緑花蕾が特徴。カリフラワーに近く、冷涼期向き。
概要説明
ロマネスコはイタリアのローマ近郊で 16 世紀頃から作られてきたカリフラワーの一系統で、黄緑色の花蕾が円錐を積み重ねたような螺旋を描く姿から幾何学模様の野菜として知られます。品種名ではなくこのタイプ全体の名前で、日本ではカリブロやサンゴ礁の名でも売られてきました。花蕾は径 12〜18 センチ、重さ 500〜800 グラムになり、味はカリフラワーよりも甘みとコクがあり、ブロッコリーに近い歯ごたえで加熱すると香りが立ちます。草姿はカリフラワーと同じ大型で葉が広がるため、株間は 45〜50 センチと広めに取ります。作型は 7 月中旬から 8 月に播種して 11 月から 12 月に収穫する夏播き秋冬どりが基本で、定植から 90〜110 日かかります。冷涼な気候を好み、花蕾の形成には低温が必要なので暖地では播種が早すぎると形が崩れます。作りやすさは中程度で、大型の株を長期間育てるので深さ 30 センチ以上の大型プランターか畑向きです。注意点は、高温期に花蕾が付くと螺旋が乱れて茶色くなること、肥料切れで花蕾が小さくなること、アオムシとコナガの食害には防虫ネットで対処すること、収穫適期を過ぎると花蕾が緩んで花が咲くことです。
ロマネスコの特徴
- ローマ近郊で 16 世紀頃から作られるカリフラワーの一系統
- 黄緑の花蕾が螺旋を描く幾何学模様
- カリフラワーより甘みとコクがある
- 株間 45〜50 センチと広めに取る
- 夏播き秋冬どりで定植から 90〜110 日
- 高温期に花蕾が付くと形が乱れる
向いている使い方
- ゆでてサラダやバーニャカウダに
- ソテーやグリルに
- スープやグラタンに
ロマネスコの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはロマネスコの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- ロマネスコの苗選びと植え付け — ロマネスコは定植から収穫まで七十日から百日かかります。夏の終わりに植えて冬に穫る一作が、家庭菜園ではいちばん失敗しません。
- ロマネスコの水やりと追肥 — ロマネスコは外葉が大きく育つほど花蕾が太ります。追肥は二回、水は乾かし切らないことが要点です。
- ロマネスコの花蕾を太らせる — ロマネスコの渦巻きは低温で締まります。花蕾が見え始めてからの管理と、崩れや変色の見方をまとめました。
- ロマネスコの月別の作業 — ロマネスコは七月の育苗から一月の収穫まで半年かかります。月ごとの作業と地域による時期のずれを表にまとめました。
- ロマネスコの病害虫と障害 — ロマネスコの被害はチョウやガの幼虫と根こぶ病が中心です。症状から原因を切り分け、防ぎ方と手当てをまとめました。
- ロマネスコの収穫と保存 — ロマネスコは採りごろの幅が狭く、粒がばらける前に切ります。大きさの目安と保存、二番花蕾までをまとめました。
この品種を記録すると
アプリで作物に「ロマネスコ」、品種に「ロマネスコ」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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